あまりにも早い再会…。
お昼休み駐車場に行くと
彼が駐車場から出ようとしてた。
私は何もなかったように
「おーい。」
って手をふった。
彼も
「お疲れ」
そう言って車の窓が開いた。
「12時30分にお客さんのとこ行かなきゃいけないんだけど、今から○○まで20分で着くかな?」
私は少し考えて
「うーん…無理
」そう言うと
彼は昔みたいに
大声で笑った。
私も一緒に笑った。
彼がそういう風に笑うのを
久しぶりに見た。
彼にしてみれば
もうただの友達。
だからそういう風に笑えるのかもしれないけど
それでも嬉しかった。
「バタバタでごめんね。」
そう言うと彼は
「じゃあ、またね。」
と言って会社を出て行った。
「またね。」
私も
そう言うと
後ろを振り向かずに歩いた。
彼が忙しそうでよかった。
でないと
また何か言っちゃいそうな自分がいたから。
これで
もう会えなくなったとしても
最後に会った私は笑顔だった。
また会う時があっても
やっぱり笑顔でいよう。
彼の思い出の中で
私は笑顔でいたいから。