はじめましてこのブログを訪問くださり、ありがとうございます。
ハネムーンセラピストの戸田愛です
「ハネムーンセラピスト」
あまり馴染みのない言葉だと思います。
私は旅行業に従事して10年になります
元々添乗員として国内外を、お客様と共に旅していました
添乗員同行のいわゆるパッケージツアーは、
語学・治安・不慣れなど様々な面でご旅行にご不安な方が参加されることが多いので、
私が同行することで安心して旅をしてもらえることにとてもやりがいを感じ、
旅先でのお客様の感動の瞬間に立ち会える仕事は、本当に幸せでした
ただお客様によって旅の目的が違う中で「場所」が目的になってしまっていることに、
途中から違和感を感じ始めました
楽しみにしていた街では自由時間がなく、本当に行きたい場所には行けなかったり
添乗員として「団体行動」を優先することが求められるため、
お客様の希望を知りながらも叶えてあげられなかったり
特にハネムーンとして参加されているカップルの想いを叶えてあげられない時には、
特別な無力感がありました。。
朝7:30の朝食~夜20時頃にホテルに到着するまでほぼずっと団体行動の中で、
二人の時間が全く取れないのが勿体ない!
たった一度のハネムーンを二人らしく楽しんで欲しい!
と思い、
オーダーメイドでハネムーンを作るハネムーンプランナーに転職しました
最初に就職したオーダーメイド旅行会社は結婚式場の中のドレスショップの隣にあり、
挙式の打ち合わせと併せてハネムーンをご案内します
そして実際にこの仕事を始めると、
結婚式のご準備で頭がいっぱいのお客様は一言目に
「ハネムーンかー!どこに行こうかなぁ」から始められる方が多いことに驚きました
普通の旅行なら「イタリアに行きたいから旅行に行く」という順番だと思うのですが、
ハネムーンの場合、「ハネムーンに行く」ことが先に決まり、
その上でどこに行こうかな?ハネムーンらしいところがいいなぁ。ハネムーンらしいってどんなのだろう?
と漠然と悩まれるのです
1週間前後も堂々と仕事を休んで旅行に行くことのできる貴重な機会。
「次のこんな長期旅行は老後だと思います」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
たった一度のハネムーンは失敗したくない!
と思いながらも、
初めてのことで、しかもハネムーンに対しての情報が少なく
皆さんどう決めて良いのか分からないのです
なので私の仕事は、まずはそれぞれの持っている「ハネムーン」の漠然としたイメージをお伺いすること
旅先での過ごし方、街の雰囲気、食やホテルなどのこだわり、楽しみたいこと、不安なことなどを元に
お二人それぞれのイメージを尊重しながら
この二人にとってピッタリのハネムーンになるよう
カップルの想いを旅の形にして一つ一つ丁寧にお作りしています
ヨーロッパらしい旧市街地の広がる石畳の街を歩きを楽しみたい新婦と、旅先ではゆっくりしたい新郎。
2人の夢を叶えるべくクルーズ旅行を提案したり🚢
スイスで山登り+ウィーンで音楽鑑賞
モルディブでのーんびり過ごしたい+ドバイで砂漠に沈む夕日を眺める🐪
イタリアで世界遺産巡り+サントリーニ島の素敵なホテルで海を見ながら優雅に過ごす☕
パリで美術館鑑賞+世界一美食の街サンセバスチャンでバル巡り
食べ歩くのが好きだから、都市では街歩きに便利なホテルがいいな。
地元の人や他の国の方と触れ合いたい
2人では不安だから、最初の街では何でも日本語で相談できるガイドさんを付けてくれると安心だな
ハネムーン最後の夜はロマンチックなレストランで食事をしたいな
などなど、、
ご希望に合わせてお二人だけのためにカップルと共にお作りしたオーダーメイド旅行は、
500組以上となりました
旅先での過ごし方は、二人の今まで生きてきた価値観が出るところです。
一緒にスイスの山に登って、初登山だった奥さんは山が好きになったり。
美術に興味がなかった旦那さんが、奥さん念願の絵画を一緒に見て感動したり。
これから新しい家族になっていく二人が、旅先でお互いの価値観がクロスする。
初めてのことに一緒に挑戦し、トラブルを乗り越えて帰ってくる。
結婚式とはまた異なる、二人だけの特別な時間です
そして長年多くのカップルとご一緒にハネムーンをプロデュースしていると、
たった1週間程の旅行で夫婦関係にも変化が現れることに気づきました。
日本を離れて、夫婦二人が正面から向き合うことで、
初めて見えるお互いの一面。
得意なこと。苦手なこと。そんな自分と相手を受け入れること。
アメリカの大学の研究では、
ハネムーンに行かなかったカップルは行ったカップルより
離婚する可能性が60%も高いという結果も出ているそうです。
私は2019年7月から2020年3月まで、
8歳、7歳、1歳の子供達を連れて家族5人で世界一周してきました。
これは主人と二人で15年間描いていた夫婦の夢でした
日本で仕事時々パパだった主人は初めて子供達と向き合い、
「カッコいいパパでないといけない」と思って日本では気を張っていた中で
ありのままの自分を子供達が受け入れてくれているのを感じて
結婚して9年で初めて家族の中に居場所を見つけたと言います
日本だと忙しくすれ違いも多かったのですが、
夫婦で価値観を共有し合い、協力し合って無事に家族全員で帰国できた時、
家族はチームだと心から思いました。
そしてそれは日本の当たり前から離れて、
家族だけで乗り越えたからこそできた旅が結んでくれた絆だと確信しています
ハネムーンは人生でたった一度だけの特別な旅です!
旅を通して幸せな家族が増えるように。
素敵なパートナーシップが築けるように。
夢を叶えるお二人だけのハネムーンの作り方をお伝えしてきます
お二人にピッタリのハネムーンで、
特別な時間を過ごすことができますように