無理せず


楽しくいよーね


その方がずっと幸せな時もあるよ



※今回は少々暗い内容も含んでますので苦手な方はご注意です。




【当たり前に頑張らなきゃなのに力が出ない】


前まではさらっとできたのに。


「頑張ることより、頑張れないことの方が辛い。」

これはセカオワの深瀬さんが言ってた言葉です。


そんなことも最近は思います。

というか、セラピストをしていると定期的に思います。


努力ってなんだろう。と。


体力睡眠目標」これがあれば頑張るとか乗り切るとかやりやすいかもしれません。


人には心にも環境にも波があるので、ずっと頑張り続けることが時には自分を苦しめるかもしれません。


それこそがメンタルとの向き合い方なのかなと自分の中では思っています。


特にあいが、長時間出勤をしなくなったのも、自分に合っていないからなのも理由の1つです。


〜セラピストさんの中には、10時間や12時間、15時間など長時間出勤をするセラピストさんもいますよね。もし、メンタルを崩さずに体力的にも余裕があってそれを出来ているセラピストさんがいたらとてつもない体力だと思いますし、すごいなって思います。そうでなくても、頑張っているセラピストさんを尊敬します。頑張れなくても自分に本当の意味で優しく生きて欲しいです。〜



【頑張る方向性が自分と合っていなかった過去】

私の場合、1日に3〜4枠以上の施術をすると、体力の消耗について行けなくて、より良いパフォーマンスを維持できなくなるので6時間の間で入った予約を受けることにしています。そうすると、繁忙期で多くても4枠位になるので、私自身が無理せず頑張れる範囲になります。


※中には当たり前に幾人も施術しているセラピストさんもいますが、その方はその方だと考えています。



1年前は別店舗にいて、10時間待機とかよくしていました。週3日、14:00~24:00でシフトだして、ラスト枠も特に決めず、入った予約を全部取り、気づいたら帰るのは朝の6時とかありました。今考えるとよくそれができたな〜と思います。


しかし、それを毎週やっていると、メンタルと体力がついていけませんでした。

私には合っていなかったのです。


とりわけ無理するほどの目標もなければ、睡眠も、体力もない。


では、なぜそのような無理をしてしまったのでしょう。


【1年前の繁忙期】

今思えばありがたい話ですが、

あい史上最大メンエス繁忙期があったのです。

繁忙期+本指名様(リピーター)が安定したことが相まった時期です。

沢山お客様がつく週がありまして、インターバル(片付け準備&休憩)が10分で、(120分→90分→150分→120分→90分→90分→120分)計7人とかの日もありました。しかも3日間連続。流石に3日目のラスト枠のお客様の時にはもう、笑顔で接客することができなくなってしまいました。


あいにとっては限界だったみたいです。

今思えば限界を知れたのは良いきっかけだったかもしれません。


その時に初めて「微笑み鬱」というのを知りました。


精神的なものと体力的なものによるストレスだと思います。


笑うのが怖くなったのです、そもそも顔に力が入りませんでした。疲労が限界を迎えているのに、玄関開けて笑顔でお出迎えをするというお仕事がかなり義務感が強く苦しかったのです。

接客業なのに笑顔すら向けられないなんて。

マッサージにも力が入らないし。と。

大切にしてきた価値観が全て崩れ落ちた気分でした。



本当にあの頃のお客様には申し訳ないことをしてしまったと今では思います。



当然、断ればよかったのですが、当時は、本当の自分の状態より、「無理して頑張っている自分」の姿ばかり優先していました。『あいちゃんすごいね』って言われたかったんだと思います笑


「目標」や「欲しいものがある」や「生活が苦しい」

とか、そういうのじゃなくて、

完全に「セラピストとして周囲に評価されること」に依存していました。自己承認欲求だとか、このコミュニティで排除されたくないからとか。多分のそんな感じでした。きっと、セラピストじゃなくてもそういう瞬間ってありますよね。普通に会社とかでも、やっぱりそういう時ありますよね。


セラピストのお仕事には全く関係のない、努力だったと思います。


むしろ、私の下手な頑張りは、無理なく働きたい他のセラピストからしたら迷惑な行為でもあったかもしれません。


※それに、お客様にもいい影響はありません。



正直なところ、今になっても、なかなか抜けきれないあいの悪い価値観です。

時折、現在籍店のスタッフさんからも言われます。「頑張るのはうれしいけど、みんなには同じ頑張りは求められないからそれは理解してね」と。


それはそうですよね。



私が下手なことをすると、他がやりにくくなって、本来のセラピストという自由な仕事に弊害を与えてしまうことに気づきました。


それは今でも反省しています。


なにより、自分に合わない努力や、ヤケになってしまうのは、

誠におかしな精神状態でありますね。


本来自由に無理なく働けるのがセラピストの良さなのに。


無理のない範囲で頑張りたい人の邪魔にならないような、頑張りをするのも大切だなって思いました。



自分自身で選んだことでしたから。

それでメンタルを崩しても自分の責任です。


そうそう、、、その限界だった時期のことです。

某サイトの日間ランキング1位になった時、当時は周囲から、「調子いいね👍🏻毎週こんなに稼げたら最高だね」のように言っていただけてました。

しかし、

正直、心も身体もボロボロでした。

自分でここまで追い込んでいたんだと。

休みたい。もうダメだ。と、出勤時間を減らそうと考えた時には、もう上がったハードルを下げることが出来なくなり、病んでしまいました。


結局そこでは長生きできず、なんだか、周囲に期待だけさせてしまっていました。自分のためにも休息を取ろうとすると、『あの時はあんなに頑張っていたのに今止まったら見放される』とか結構周りの評価に依存していました。評価にこだわるとだんだん、周りに敏感になりすぎた面もあって、大変しんどかったです。今度は自分が嫌われてるんだとか考えたり、こんなに頑張ってても認められず嫌われるんだ。とか暗い思考でいました。


その結果、自分自身で自由を奪ってしまっていたことに気づきました。


自分を俯瞰して見れていなかった時期です。

周りに必要以上に優しくしたり、何でも言う事聞いたり、人に優しくしているのは自分の評価のために過ぎない、自分が頑張っているのを優先しているのも確証もない「評価」それだけの為という理由でした。


売上が評価に繋がると思いこんでると、

たとえば、売上が低くなると、自分は要らない存在なんだと卑下してしまうし、そんな姿をみせても周囲を困惑させてしまうだけなのでした。



「少しでも割に合わないことをして、人の役に立とうというようなこと」が善である場合もありますが。

「割に合わないことをして、人の役に立った訳でもなかった当時」


私自身売上は上がったかもしれませんが、とりわけ、私だけが凄いわけではなく、そのお店が看板掲げられるのも、私だけではなく他のセラピストさんの努力の総括であるわけなのです。


指名が増えて売上が増えて浮かれていたのです。

当然評価されるべきだと思っていたのです。

しかしそうではなかったのです。


まるで誰かに対する善とはかけ離れた、自己承認欲求を満たしそうで、結局なにも満たせない偽りの努力を自分に強く押付けていたんです。


無理なダイエットと似てますよね。

あーもう何も食べない!ってヤケになって、ストレスためてリバウンドしちゃうような。

↑何度も経験あります笑


こんなこともあるので、

どうか無理をせず長生きしましょう。

というのが今の目標です。


局所的にやりすぎるのではなく、長い目で考えて、局所的に無理をしてメンタルを壊さない事。


頑張ってる自分を周囲に押し付けるのではなく、

頑張れない時も、そんな自分を認めてあげて、

スタッフさんないし、セラピストさん。そして、お客様、関わる人との縁を大切に、相手が心から穏やかにできるムードを作れる人間でいられた方が幸せに感じます。


褒められたいから◯◯をするんじゃなくて、

楽しいからやってたら結果的に、役に立ってる場合がある。を続けていきたいです。





【空白の半年間】


1年前、セラピストを1度辞めていた時代。


土曜の昼間に目を覚まし、曇り空をぼんやり見上げ、今までのあれはなんだったんだろうと。


セラピストやっていたのはもしかして幻だったのだろうか。頑張っていたけど、ある日、色々爆発して夜中にヒステリック起こしていきなり辞めてしまった。


あの時の自分。そして何も手がつかなくなり流れていくように生活するだけの日々。


メンエス楽しかったな。

またやりたいなって思いました。




幸いご縁があって、現在の在籍店にお世話になっていますが、最近やっと「無理をしない頑張り方をして、長く継続することを目標にします」と、お店の方にお伝えしていて、やらせていただいています。


この前、スタッフさんとお電話した時に、

「あいさんが○○やらなきゃいけないって思うほど完璧は求めないから大丈夫だよ」ってお店の方が言ってくださったので、少し嬉しかったです。


そして

「あいさんにはあいさんの得意&不得意があって、他のセラピストさんもそれは一緒だよ。」

と言っていただけたのも嬉しくて、、正解を作らないスタイルがとても居心地がよかったです。



ただ、頑張れない時でも、守ることを守るのはマナーでそこはしっかりするのが責任なので、そこは頑張るとか関係なしに遂行していきます。


近日、例年に比べて大変な時期ですけど、

それでも、来て下さるお客様に後悔のないように私らしい施術や接客ができたらなと感じます。



より長くセラピストを続けるのが今の目標なので、自分のできる範囲で無理しないことが大切だと感じています。


何よりメンエスってめっちゃ天職なので、楽しんでやりたいです✌️


うつとかになったり、心落ち込ませている場合じゃないです。少しでも長く続けることが1番の財産です。そんな中で次のステージをみつけていけたらいいな。


もしこれを読んでいる方の中に、限界を迎えるほど無理をしてしまってしまっている方がいましたら、そっと自分で自分を認めてください。

人の評価はまず置いておいて、自分の心に正直になってください、長い目でゆっくりと、誰かの役に立ったり貢献出来ればいいと感じます。


読んでくださってありがとうございます☆