幼い頃、行き場のなくなった私を救ってくれた人。
でもその人は幼女誘拐犯として逮捕されてしまう。
違うのに、違うのに、わたしを本当に
苦しめていたのは。。。
その先が言えず、誤解を解けないまま被害者という
箱に閉じ込められてしまったわたし。
そんな2人が15年後、
偶然の再開をして。。。
凪良ゆう
「流浪の月」
今年の本屋大賞、きっと受賞します。
書店の方に、発表前からオススメされていて
めでたく受賞発表後、読んでみました。
読んでいて、痛かった。
ヒリヒリして、苦しくて、
ごはんを食べることもしたくなくて
テレビも、余計な雑音を全てなくして
ただひたすらに(一気に)読みました。
偏見、思い込み、常識、ルール
当たり前。。。という枠。
あまりにもたくさんの 型 の中で
つくられている世間の常識。
それがこんなに痛いことだったなんて。
事実と
真実は違う。
作中にでてくる言葉。
事実を拾い集めても
真実を歪められてしまう怖さ。
2人の世界はこんなにも
曇りがないほど幸せで満ちているのに。
"世間"が絡むと途端に残酷な世界になる。
いらん!!!そんなもんいらん!!
もうお願い、ほっといてあげて!!!
と、切に願った。
読んでいて、誰かお願い、
この2人に救いを。。。!!!
そう思うと読むのを止められなかった。
この作品、マジでやばいです。
読んでください。
LOVE♡
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