今日は、英語の中でも
少し上級者向け
婉曲表現について
お話します。
御存知ですか?
要するに、
遠回しに
表現することで、
角を立てずに
相手に伝えられる。
クッション言葉
ともいいますね。
ネガティブな
イメージの言葉や、
相手に対し
否定的な言葉を
使わざるを得ない時が
ありますね。
そんな時に
不用意に相手に
不快な思いを
させることを
避けることが
出来る、
便利な表現方法です。
言いたくないことを
言わないといけない時
どうやって
直接的になりすぎず
切り抜けるか、
というスキルは
社会ではとても
大切ですよね。
日本は、
婉曲な表現の多い
典型的な
礼儀正しい文化ですが
なぜか、
こと英語になりますと
サムライ英語と
私は呼んでいるのですが、
直接的に
なりがちなんです。
ホントに
これは不思議なのですが、
日本人の英語は
失礼なほど直接的と
何度か聞いたことが
ありますし、
私個人も
英語学びたての頃
誤解されて
泣かれたことが
ありました
うちの病院の先生も
今それを体験している
真っ最中のようです。
そんな体験から
サムライ英語を
話している限り
いつかどこかで
嫌な体験を
する可能性があると
考察しました。
婉曲な表現方法を
たくさん知っておくに
越したことはないし、
これから
英語を学ぶ人には
シンプルな英語で
良いけれど
そこには、必ず
クッション言葉として
婉曲表現を
学んで頂きたいなと
心から思います。
では
婉曲表現英語バージョン
いきます。
まずは基本から。
I’m afraid(あいにく/残念ながら)
Maybe(多分…)
Perhaps we should (多分そうするべきかな)
Probably(多分そうかな)
I’m not 100% sure but so I heard
(100%ではないですが私はそう聞きました)
If you don’t mind~
(差し支えなければ)
Would you mind doing ○?(○してくださいますか?)
I would really appreciate it if you could~
(~して頂けるととっても助かるわ)
Would you kindly please~(お手数ですが)
I was wondering if you could
(○○して頂けないかなと思って)
I hate to ask you this, but
(こんなことホントなら言いたくないんだけど)
I am sorry to trouble you but
(ご面倒かけてごめんなさい、)
I know you are busy, but
(お忙しいとは思いますが…)
ちょっと高度め表現
Just so you know (ちなみに、言っておくけれど)
I apologize for the inconvenience, but
(ご不便なのは分かっているのですが)
Unfortunately (残念だけど)
Apparently(そうらしい)
Happen to (たまたま…)
No offence, but
(悪く受け取らないで欲しいんだけど)
As far as I know
(私の知ってる限りでは)
It would seem that (そのようです)
I wouldn't say it, but maybe
(私ならそうは言わないと思うけど多分…)
I hate to say this but
(言いたくないんだけど)
I wish I could but
(ぜひそうしたいのですが)
I’d love to but,
(そうしたいのは山々なのですが)
I’m terribly sorry but
(本当にごめんなさい)
I don’t mean to be rude, but
(失礼を言うつもりはないんだけど)
It doesn't mean I don't like it but
(嫌いと言うわけじゃないんだけど)
I don’t mean to disagree with you, but
(反対と言うわけじゃないんだけど)
I don’t mean to hurt you but in fact,…
(傷つける気は全くないのだけど実際、)
You may not want to hear this but
(聞きたくないことだと思うけど)
I can see your point, but
(おっしゃる意味は解りますが)
I can see what you are saying, but
(言いたいことはわかりますが)
Maybe I’m not in the position to say this
(多分私なんかがこんなこという権利はないのかもだけど)
In my opinion(私の意見では)
Personally (個人的には)
高度な表現
Ma’am, if I could,
(お話させて頂いてよろしければ)
If I could possibly say this,
(もしも言わせて頂けるなら)
In my humble opinion
(私みたいなものが意見を言わせていただくとするなら)
With all due respect
(お言葉を返すようですが)
I'm sorry but I'm quite busy at the moment, let me...
(申し訳ないのですが少し忙しくしておりまして...)
⇨quiteという言葉は
とても婉曲ですね。
こんなもんでしょうか。
お気づきのように
婉曲表現は
まさに
仮定法の嵐です
もうひとつ
コミュニケーションを
円滑に運ぶために
ひとつtipがあるので
触れておきます。
基本的には、
こちらの人との
コミュニケーションは、
褒めて褒めて
褒めてください
ということ。
それから、
何か聞かれたら
自分のことは
適当に答えて、
必ず
『あなたは?』
と聞き返しましょう。
奥歯にものを挟みながら
やんわりと
言わんとすることを言い
そして褒め言葉を
フォローとしてたっぷり
使いこなし、最後に
サンキューにっこり
で終われると
最強だと思います
仕事場では、
やりすぎくらいでも
丁度いいです。
友達だとこれやり過ぎると
友情の形が歪むので笑笑
お気をつけあれ
もしもあなたが何か
現在の私のように
教育に携わっていて
お相手さんに、
フィードバックを
しないといけない時とか
そんな時は、
サンドイッチ形式
というのがあります。
最初は褒める。
exellent, beautiful, amazing, incredible,
stunning, briliant などという言葉を使って
相手を褒めまくります。
そのあと、
まぁ、敢えて
一つだけ言うとしたら
というような感じで
Well, You’re excellent.
but maybe
if I really need to say
one thing that
you could improve, ....
みたいな感じで
ネガティブというか、
より良くなる方法
などを話し、
最後はまた
誉め言葉で
サンドイッチするわけです。
It was perfect anyways
Well done
で〆る!!
私も口が少々
もぞもぞしながら(笑)
褒めて育てる、
を絶賛実施中です。
サンドイッチ方式は
よいですよ。
...とは言え、
最近の教育では、
中身なしの
サンドイッチに
なりつつあります
最近の若い人は
褒めて褒めて褒めて、
ですよね
お互い気持ちよく
こちらで
生きていくための
術でもありますから
この際数個だけでも
言い方を
覚えておきませんか。
サムライ英語から
そろそろ脱皮し、
婉曲表現法を
うまく使って
国際社会を
乗り切りましょう!
参考になれば幸いです