私のキモチ | A型カノジョ B型カレシ

私のキモチ

達也の告白メールを見た私は…


読み終わってもただボーッとその文章を眺めてました


涙は出なかった。


達也がそんな大切な事を話せな買ったのは


私にも非があるんじゃないか…


私がいつも達也のことを頼ってばっかりだったから


話せなかったんじゃないかって


そう気付いたときにはもう着替えてました


電話とかメールとかどうこうする話じゃない


会って話さないと。


この時点で大体朝の6時くらいだったと思います


電車に乗る事2時間


乗るバスを間違えたりとハプニングも少々


8時過ぎには達也の家(実家)に着きました


いつもみたいに


家に誰もいないか伺いながらコソコソ入るのではなく


堂々と呼び鈴を鳴らしました


誰が出てくるのかとドキドキ…


そこに立ってたのは


目が腫れて何処かいつもより存在の薄い達也でした


『お、おはよう』


ぎこちなく挨拶を交わし。


そそくさと部屋へ。


しばしの沈黙の後…


私は


「ごめん」と謝りました。


それは最初にも書いたとおり、


私にも非があると思ったから。


それから


何故新しい事を始めるからって

その気持ちの切り替えの為に好きなのに別れると言うのか、


夢の為に頑張るという達也のその夢の中に

私との事は入って無いのか…


疑問に思った事を全てぶつけました。


私にも挫折というか、似たような経験があったので、


あくまでその事は責めずに


達也が話やすいように


プレッシャーをかけないように話をし、


そして私は達也の事がスキだって事を伝えました。


話す事3時間。


ようやくこれからも一緒に頑張って行こうという結果にたどり着き・・・。


それでも私の中にはシコリが残ってました。


続く・・・