精神疾患により医療機関にかかっている患者数は
日本中で400万人を超えている。

そして精神病床への入院患者数は約28万人、
精神病床は約34万床あり、
世界の5分の1を占めるとされる(数字は2017年時点)。

人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景として、
現場では長期入院や身体拘束など

人権上の問題が山積している。

日本の精神医療の抱える現実をレポートする連載の最終第13回後編。