「イップスって名前は聞くけど実際はどんなものなのかわからない。」
という方は少なくないのではないでしょうか?
イップスは、心の葛藤により、
筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、
「できていたことができなくなってしまう」
心理的症状のことを指します。
主にスポーツの動作に支障をきたし、
突如自分の思い通りのプレー(動き)が
できなくなる症状として知られています。
イップスは1930年代に当時のプロゴルファーの
トミー・アーマー選手により名づけられたもので
「小刻みなふるえなどの症状が子犬の鳴き声(yip:イップ)に似ている」
ことからそう呼ばれるようになりました。
イップスが多い競技:
野球のピッチャー、ダーツ、テニスのサーブ、バスケのフリースローなど
静止するタイミングがある競技はイップスが多い傾向
イップスが少ない競技:
格闘技、マラソンなど動き続ける競技には少ない。
ちなみに楽器演奏者や文字を書く仕事をしている人など
スポーツ以外にも起こりうります。
また、最近のテレビドラマ「イップス」は、
篠原涼子さんとバカリズムさんが主演する
ミステリーコメディードラマです。
作家とエリート刑事の“絶不調バディ”が
事件を解決するストーリーが展開されています。