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回転ずしチェーン大手スシローの都内の店舗が、
男性アルバイト店員の賃金支払いの計算で
5分未満の労働時間を切り捨てていたとして、
中央労働基準監督署から是正勧告を受けた。

昨年12月25日付。アルバイトが加入する労働組合
「首都圏青年ユニオン」などが明らかにした。

労組によると、
労働時間は1分単位で計算しなければならないのに、
スシローは2022年9月に改めるまで
5分未満は切り捨てていたという。

勧告を受けた店舗は「ヤエチカ店」(東京都中央区)で、
男性アルバイト店員が過去に切り捨てられた
未払い分について支払うように求めていた。



労組の尾林哲矢事務局長は
時給で働く労働者にとって切り捨てられた賃金も
生活に重要だ。過去分を支払うよう引き続き求めたい

と話す。

スシロー側は親会社のフード&ライフカンパニーズが
中央労働基準監督署より是正勧告を頂いたのは事実であり、
現在、その内容を確認し、対応を真摯に検討している

とコメントした。