より抜粋

今日10月10日は世界死刑廃止デーだ。

日本では、国民の約8割が死刑制度に賛成しているが、
世界に目を向ければ、
2022年時点で死刑制度を存置している国は55カ国。

その多くは宗教的な背景から
死刑が続いているアジアや中東の国々であり、
先進国のほとんどの国では、すでに死刑制度が廃止されている。

先進国で死刑制度が残っているのは日本、アメリカ、韓国のみ。
ただし、韓国では10年以上も死刑執行がなく、
アメリカでも半数以上の州で死刑を廃止、
あるいは執行が停止されている。

先進国であるはずの日本だが、こと人権意識においては、
国際社会から批判を受ける機会が少なくない。

死刑をめぐっては
『悪いことをしたのだから仕方がない』
『被害者や遺族の気持ちを考えろ』
という声も多いですが、
そもそも死刑は

国家が人の生きる権利をはく奪する

という、前近代的な感覚を非常に色濃く残した刑罰です。

多くの国民が『日本は先進国だ』という自負を持つ一方で、
それと相いれない『死刑制度』を支持している状況は、
まさに日本の人権教育の欠落が如実に表れているのだと思います。



【コメント】

「ジャニーズ騒動」では「人権、人権」と言っておきながら、
最大の「人権侵害」である「死刑」

存続させる「国家」及び「国民」は「人権とは何か?」が分かっていない。

そもそも、「死刑になりたくて無差別大量殺人をする」輩が
増えている。死刑に犯罪抑止力が無いことは明らかだ。

あとは「遺族感情?」。
「仲間を殺した奴を殺したい」という「復讐心」を満足させる為、
「死刑を存続」させているのです。

復讐は「人間」がするものではありません。「神」がするものです。
≪なんじ復讐することなかれ。 復讐するは我にあり。≫