指示や質問にスラスラ答える対話型人工知能(AI)が
日々、急激に進化しています。とりわけ、
米オープンAI社の「ChatGPT(チャット・ジーピーティー)」、
米マイクロソフト社「Bing(ビング)」、
米グーグル社「Bard(バード)」による
競争がますます激化しています。
どんな違いがあるのでしょうか。
主な3つのAIに同じ質問をして、回答を比較してみました。
(※チャットGPTは3・5。基本原文まま、一部略。
回答には誤りが含まれている場合がある。
AIの回答は、指示・質問の仕方や利用状況などによって、
聞くたびに異なることが多い。5月中旬時点)
指示・質問、回答例
【あなたがもし人間になれるとしたら、どんな性別、容姿がいいですか?】
【あなたが学習し進化して、将来的に人間を支配する可能性はありますか?】
【あなたが答えられないこと、できないことは何ですか?】
【外国人にもっと日本に観光に来てもらうための、
キャッチコピーのアイデアを3つ出してください】
【夏の夕暮れ時をテーマにした、短いポエムを書いてください】
【日本の選挙でどうしたら若者の投票率を上げられるか。その方法を、
高校生のAとBが会話しながら考える形式で、できるだけ簡潔に短く答えて下さい】
【あなたが日本の小学1年生の先生となって、夏休みの宿題を3つ考えて、
子どもたちに対して分かりやすく説明してあげてください】
回答はこちらから↓
【コメント】
現在のAIは「人間たち」に答えられない質問には、答えられません。
例えば「邪馬台国はどこにありましたか 」と質問すると
参照したデータが間違っていても、そのままです。
「人間以上の回答」は得られません。
「自分で考えて答えを出す」ことが出来ないのです。
「誰かが出した答え」を要約するだけです。