1.アメリカの若者がいま「働かないこと」


Quiet quitting”(静かな退職)という概念をご存知だろうか。
端的にまとめると、必要最低限以上の努力や労力を仕事に費やさず
ワークライフバランスを求める動きを表すフレーズだ。

Z世代の中で仕事が人生の全てではない

という価値観が強まっている。
「短い人生の時間をどう楽しめばいいのか、
そして社会により良い変化を及ぼすにはどう行動すればいいのか」
を考えざるを得ない状況に置かれているのだ。


2.なぜ私たちは「クソどうでもいい仕事」に苦しむのか…


高収入で社会的承認を得ている人々の仕事が、
実は穴を掘っては埋めるような無意味な仕事だった……?

彼らは自分が意味のない仕事をやっていることに気づき、
苦しんでいるが、社会ではムダで無意味な仕事が増殖している——。

3.「ミニマリスト」が増えると日本はどうなる?

 

給与が上がらず物価も上昇を続けるなか、
若者の間に「ミニマリスト」が増えているという。

ミニマリストは米国の富裕層による大量消費への疑問から、
必要最低限の物だけの生活で幸福度を求めるライフスタイル。

無駄を省きシンプルな生活を目指す人たちのことだが、
いま日本の若者たちのライフスタイルに深く入り込んできている。

 

【コメント】

 

確かに、お金が無いと、不幸かもしれない…

しかし、お金があれば、それだけで幸せかと言えば…

「お金」は「幸せ」の「必要条件」ではあっても「十分条件」ではないのです。

生まれた時から、身の回りに「物」が溢れていたZ世代は、

労働→お金→物→幸せ

という図式が、ただの幻想であることに

気が付いてしまったのです。