「JINS MEME」は生体データを取得するためのセンサーを搭載したメガネ。
測定できるのは、集中力や眠気などのメンタル面のデータと、
背筋や歩行時のブレなどの姿勢のデータ。
「JINS MEME」はiPhoneやiPadとBluetoothで接続して使う。
取得した生体データは専用アプリ「JINS MEME」で確認できる。
メンタル面で取得できる情報は「没入度」「集中度」「緊張度」「眠気」など。
体のゆがみを可視化できる。
座っているだけでも
「背中がどれくらい丸まっているか」
「左右にどれくらいねじれているか」
「歩くときの安定感はどのくらいか」
といったデータを取得可能で、状態が悪ければアラートで知らせることもできる。
専用アプリには、寝起きや仕事の合間、寝る前などに、
20秒~3分程度で体をほぐせるストレッチをまとめた動画コーナーがある。
JINS MEMEはウェアラブルデバイスとしての機能がメインだが、
バーチャルYouTube向けデバイスとしても今後活用できるようになる予定だ。
JINS MEMEが取得している生体データは主に姿勢と視線だ。
集中力などは目の動きを基に算出している。
JINSはこれを活用することでデバイスを視線だけで操作する研究を進めており、
病気やけがなどで手を使って操作できない人を助けるデバイスにもなりうる。
また、頭や目線の向きを取得できる
一種のモーションキャプチャーデバイスでもあるため、
CGアバターの操作にも使える。
JINSはバーチャルYouTuberのように3Dアバターを動かせる
iOS専用アプリ「VTUNER」を11月にリリースするとしている。