医療従事者の「次は高齢者」は正しい?
新型コロナウイルスのワクチン接種が始まるなか、
各国政府はいかにワクチンを迅速かつ公平に配分するかという課題に直面している。
感染者の命を救うために働く医療従事者がまず接種を受けるべきという考え方は、
広く支持されている。問題は、次が誰なのかだ。
日本政府は
- .医療従事者(医師、薬剤師、保健所職員、救急隊員、自衛隊職員)
- 高齢者
- 基礎疾患がある人
感染したら重症化のリスクが高い「高齢者」や「基礎疾患がある人」に
優先的に接種する……いかにも「凡人」が考えそうな順番です。
■別の考え方があることを紹介しましょう。
それは、「重症化リスク」ではなく「感染拡大防止」の観点です。
つまり、ワクチンを誰に使えば「コロナが収束するか」の視点で考えるのです。
ズバリ結論を言えば「若者から接種せよ」。
「凡人」の考えでは「若者」は一番最後の順番になっています。
しかしコロナを感染拡大させているのは「若者」なのです。
「若者」の間でコロナが広がって「高齢者」にうつり、「高齢者」が亡くなっているから、
『若者もコロナに感染しないように気を付けよう』と
さんざんキャンペーンをしてきたことを忘れて、
ワクチンは「若者」が最後? ふざけるな!
どうせ若者はコロナになっても「無症状か軽症」なのだから
ワクチンなんか必要ない? 馬鹿野郎!
【ペスト】を収束させるには「ネズミ」を退治すればいい
【日本脳炎】を予防するには「蚊」を退治すればいい
【コロナ】を終息させたいのなら「若者」を退治すればいいのです\(-_-;) オイオイ
「高齢者」や「基礎疾患がある人」に接種しても重症者を減らせるだけです。
臭い匂い(感染者)は元から絶たなきゃダメ!
先ず隗(若者)より始めよ!
若者の感染者が減れば、感染者の総数が激減します。
■もしも欧米だったら
- コロナワクチンを接種した若者は、マスクをしなくてよい。
- コロナワクチンを接種した若者は、パーティーをしてもよい。
- コロナワクチンを接種した若者は、……
これで、欧米のコロナは収束します。デモや暴動も治まります。
ワクチンの有効性がホントに95%なら…
■日本だったら
- コロナワクチンを接種した若者は、GoToに行ける。
- コロナワクチンを接種した若者は、オリ・パラを観戦できる
- コロナワクチンを接種した若者は、カラオケOK
- コロナワクチンを接種した若者は、20時以降の飲食OK
- コロナワクチンを接種した若者は、……
これでワクチン接種がスムーズにいきます。
「感染拡大防止」と「経済」を両立させるためには、「若者から接種する」しかありません。
しかし、『ジジィやババァをコロナから守るためにワクチン接種なんかしたくねぇ!』
…という、やんちゃな若者にも接種するためには「メリット」を与えなければなりません。
「優しい心を持った若者ばかり」では無いのです。善意に頼っては政治は失敗します。
■「ワクチン接種」しても「マスク」「手洗い」は欠かさずに…などと言っては、いけません。
「ワクチンは効果がない」と言っているのと「同じ意味」に受けとられるからです。