西武鉄道などは27日、人工知能(AI)を搭載した警備ロボットの実証実験を
西武新宿駅で報道陣向けに公開した。
 
改札外のコンコースを往復し、しゃがみこんだ人を検知して駅員に伝えた。
鉄道駅で自律移動型の警備ロボットを動かすのは日本初。
 
職員の負担軽減や駅利用者の安全確保を狙う。
課題を検証し、2020年の実用化を目指す。
 

 

 

 
警備ロボの名前は「ペルセウスボット」。
 
ロボは立体空間で人の動きを感知するセンサーとカメラを内蔵し、
指定したルートを自動で巡回する。
 
人の不審な目の動きや一定時間倒れている様子、
普段はない不審物などを検知して駅員のスマートフォンに通報する。
 
実証実験は30日まで西武新宿駅で実施される。