人工知能(AI)とあらゆるモノがネットにつながるIoTを駆使して
顧客一人ひとりに最適化した商品を届ける次世代のモノづくり、
「究極」のパーソナライゼーションが進んでいる。
 
資生堂が開発したパーソナルスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」もその一つ。
 
Optune」はスマホ向けアプリと、

Wi-Fiでインターネット接続して利用するIoT機器Optune zero(ゼロ)」を連係させて、
顧客一人ひとりの肌状態に適したスキンケア商品を提供する。
 
■Optuneを利用するには…
 
①まず専用のアプリを使って肌の写真を撮影する。
 
 すると、肌状態に合わせてセラム(美容液)とモイスチャライザー(乳液)を組み合わせた

②5本のカートリッジが届く。
 
③このカートリッジを「Optune zero」にセットする。
 
④朝晩のスキンケア前に、同様にスマホアプリで肌の写真を撮影する。
 
 次にOptune zeroの本体にある液晶に表示される指示に従って、

⑤生理周期や気分の良しあしなどを入力する。
 
 入力されたデータや、独自で取得した紫外線量、気温、湿度といった
 気象情報を掛け合わせてAIが解析。
 
 乾燥していれば保湿性が高い配合量にするなど、
 1000以上のパターンから適切な配合量を導きだして、

⑥5本のカートリッジから一人ひとりに適した量を配合して抽出される。

 

使うか、使わないかは、あなた次第です。