児童精神科を受診した後日、

保健センターへ予約していた言葉の相談に行った。

その時、発達検査をしてくれた担当の方が、

たまたま発達支援センターの園長先生だった。

発達検査の様子を見て、発達支援センターへの見学に誘われた。

その日の午後、さっそく見学に行った。



支援センターでは、園長先生と私が話をしつつ、息子の遊ぶ様子を見てもらった。

言葉の遅い子や聴覚に問題のある子などか通う園だった。

この発達支援センターでは、幼稚園に入る前の小集団での練習みたいなもので、毎日通園する。

幼稚園の前段階としてぴったりだ。

もっと早く知っていれば、2歳から入れた。

ままごとのおもちゃで遊び、ニコニコで私にお皿に盛った料理を持ってきた息子。

その様子を見て、「ここに通う子とは違うかもしれない」とポツリと園長は言った。

けれど、言葉の遅れが気になる事などから、私はここに通わせるのもアリかもしれないと考えた。

もしも幼稚園の面接に落ちたら、こちらに通いたいと伝えた。

でも、年度の途中入園である今すぐには出来ないと後から知って、

療育だけはすぐに始めたいと思った。

秋から春の入園までの期間は、児童精神科のクリニックで月1回の療育を申し込んだ。



そんなふうにして、療育を受けることがトントン拍子に決まった。


そんな時に、息子の身にさらに心配な出来事が起こった。


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