右近さんの嬉しい沢山のニュース | 〽いとしと書いて藤の花 気まぐれお稽古日記

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右近さんの嬉しいニュースが出ていましたので載せますニコニコニコラブラブ音譜

 

骨折した猿之助の代役を全う 尾上右近

「スター誕生」の瞬間

10/14() 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

猿之助の代役として活躍中(C)共同通信社

 スター誕生だ。市川猿之助が公演中に負傷し、新橋演舞場の10月公演「ワンピース」を休演したが、その代役の尾上右近が素晴らしい。歴史的瞬間だ。

「ワンピース」はいうまでもなく人気コミックの劇化で、2015年に猿之助が「スーパー歌舞伎Ⅱ」として上演し大ヒットした(横内謙介脚本・演出、市川猿之助演出)。その再演にあたり、もともと3日のうち1回は昼の部で右近が主演することになっていた。これは若手を育てなければとの思いから、猿之助が松竹と交渉して実現したものだという。だから急な代役で右近は見事に務めたのだが、猿之助の構想が、思わぬ形で素晴らしい結果を出した。

 右近は今年25歳。テレビに出る機会が少ないので、一般的知名度は低いだろうが、大正から戦後にかけての名優、6代目尾上菊五郎のひ孫にあたり、父は清元延寿太夫、母方の祖父は鶴田浩二という血筋だ。尾上菊五郎のもとで修業し、主に女形で舞台に出ている。

 今回の「ワンピース」でも、主人公のルフィと2役で、若き女帝ハンコックも演じている。今回の代役を機会に飛躍するだろう。

 右近の他、中村隼人、坂東巳之助、坂東新悟たち平成生まれが活躍。若いと思っていた猿之助も彼らと比べると、もう若くない。それを自覚し、自分よりも若い世代を育てる――つまり舞台で主役を経験させるのは、言うは簡単だが、なかなかできることではない。
猿之助の決断と、若手の力を見抜く慧眼に拍手だ。

 歌舞伎座も負けていない。尾上菊之助主演で、インドの神話的叙事詩を原作にした新作歌舞伎「マハーバーラタ戦記」(青木豪脚本、宮城聰演出)。菊之助が企画した大作だ。菊五郎、左團次たちベテランは脇に下がり、菊之助、尾上松也、中村七之助、坂東彦三郎、坂東亀蔵ら若手が主要人物を演じる。

 なかでも尾上松也が際立つ。菊之助が優等生的なヒーローを演じたのに対し、松也はその敵役で、悪人だが、彼にも彼なりの正義があるという複雑なキャラクターをうまく演じた。松也は大河ドラマでも今川氏真を好演しているが、歌舞伎座でも十分に主役級が務まるようになった。

 菊五郎劇団の若手が目立つ10月だ。 

 

ルフィ代役尾上右近が観客魅了!

カーテンコールで涙

10/11() 7:44配信

日刊スポーツ

スーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」でルフィを演じた尾上右近

 市川猿之助(41)が9日に左腕開放骨折の重傷を負い休演したスーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」(11月25日まで、東京・新橋演舞場)が10日、尾上右近(25)が主人公ルフィを代演し、上演された。

 右近演じるルフィには大きな拍手が起こった。早替わりや、立ち回りでも観客を魅了。宙乗り、カーテンコールでは涙を浮かべた。冒頭では市川猿三郎がアドリブで「どんなに大きな荒波が押し寄せても、みんなで乗り越えてまいります」と、チームの結束を示した。また若手中心の公演は最大で2000円違うため、代演公演は差額を返金する。差額の返金対象、方法はhttp://www.kabuki-bito.jp/news/4333。

 右近は終演後「
みんなで力を合わせて乗り切りました」とホッとした様子で語った。無事に昼夜2公演を終えたことは猿之助に報告したという。「一方的に報告しただけなので」と、猿之助の反応については多く語らなかったが、「これからもありますから」と、11日以降の公演に気を引き締めた。

 

寺島しのぶ、即ルフィ代役の尾上右近に

「すごいな」

[201710101420]

 女優の寺島しのぶ(44)が、スーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」(11月25日まで)で左腕を開放骨折する重傷を負った歌舞伎俳優市川猿之助(41)の代役を務める尾上右近(25)にエールを送った。

 猿之助は9日、東京・新橋演舞場で行われた同舞台のカーテンコールで、花道のセリに乗って降下中、衣装が巻き込まれ、重傷を負った。復帰時期は未定で、

猿之助が演じていた主人公ルフィを右近が演じることが発表された。

 寺島は10日、ブログを更新。猿之助の事故に触れ、「代役に尾上右近さんが。頑張れ頑張れー」とエール。「次の日だろうが代役をやれてしまう。歌舞伎役者ってすごいな」と感嘆し、猿之助にも「早く治してくださいね」と呼びかけた。

 

 

尾上右近が重傷猿之助のルフィを代演、

最後は目に涙

[201710101756]

スーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」でルフィを演じた尾上右近

 市川猿之助(41)が9日に左腕開放骨折の重傷を負い休演することになったスーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」(11月25日まで、東京・新橋演舞場)が10日、尾上右近(25)が主人公ルフィを代演し、上演された。

 右近演じるルフィが「俺の仲間に何すんだー!!」と登場すると、大きな拍手が起こった。早替わりや、立ち回りでも観客を魅了。2幕目最後の宙乗りや、最後の場面では目に涙を浮かべていた。カーテンコールでは、共演者とつないだ手を高く掲げ、観客にも手を合わせて感謝を示した。

 冒頭の場面では、シャボンディ諸島支配人を演じる市川猿三郎がアドリブで「どんなに大きな荒波が押し寄せても、みんなで乗り越えてまいります。よろしくお願いします」と言い、チームの結束を示した。

 猿之助は前日のカーテンコール途中、花道のセリに乗って降下中、衣装の左袖が昇降機に巻き込まれて、骨折した。前日、警察が実況見分を行い、機器の異常はなかったという。

 

 

尾上右近、セリフ完璧!堂々の代役

「みんなで乗り越えます」

1011 06:00スポーツ報知

華麗な宙乗りも披露した尾上右近 【報知新聞社】

 25歳の尾上右近が堂々と猿之助の代役を務めた。昼の部の開演約1時間前の午前10時頃、新橋演舞場に到着。報道陣を前にマスクを外して立ち止まり

とにかくみんなで乗り越えます」と力強く答えた。

 突然の交代劇となったが、当初から若手主体の「麦わらの挑戦」でルフィとハンコック役を務める予定だったためセリフも完璧。宙乗りでは胸元からタンバリンを取り出し、観客を盛り上げる余裕を見せた。

 事故が起きた花道でのカーテンコールはなし。関係者によると、事故の影響ではなく「麦わら―」では最初から予定していなかったという。最後は壇上で両手を組み、何度も揺らして歓喜した。終演後も会場前で取材に応じ、猿之助に連絡したことを明かしたが「一方的に話しただけです」と詳しくは語らなかった。