ヤコブセン症候群の娘と過ごすスーパーグレイトな日々! -3ページ目

ヤコブセン症候群の娘と過ごすスーパーグレイトな日々!

ヤコブセン症候群の娘と過ごす日々のあれこれを私なりに思いをこめて。いのちの輝き とどけ あなたに!

春ですね。

先生方の異動の季節です。


娘 

今年も新聞チェック欠かしません。

マーカー片手に

朝から気合い入れていました。


一喜一憂。


そして書きまくったお手紙の量に

私はびっくりです。

この子、不登校だったよね。

教室に入れなかったよね。

保健室登校だったよね。


先生たちとの思い出なんてあるん?


コロナ禍で

運動会や文化祭がなくて

母校になかなか出入りする

機会がなかったのですが


今はちょっと落ち着いているので

たっての希望で

母校にお別れに行くことにしました。


大好きだった

保健室の先生への手紙だけ

封筒入りの特別バージョンなのは

笑っちゃいます。


じゃあねーと送り届け、

そのあと聞いた話。


玄関に先生方が集まってくださり

お別れの贈呈式ばりに

娘を囲んで

一人ひとりに

お手紙を渡したそうです。

校長先生まで

集まってくださったそうで。


私は

担任の先生に

渡しといてくださいと託す

くらいのことかなと

軽く考えていたので

この忙しい年度末に

こんな神対応してくださった先生方に

大感激です。



保健室で1人でいたし

まともに授業も受けていないし

知らない先生ばかりという

印象しかありませんでしたが


教室の授業に出ないなら

うちの教室においでよと

誘ってくださったり

遊んでくださったり

お仕事を頼んでくださったり

職員室で給食食べたり

管理栄養士の方と献立を考えたり



もともと特別支援学校の保健室は

毎日の先生と子供たちの出入りが

かなり多いらしくて

そこで知り合った先生と子供たちと

娘は娘なりに


豊かな時間を持っていたようです。



担任の先生も

僕よりも先生たちに詳しい!と

驚いておられました。


卒業してから1年が経ちますが

教室に入れなくても

母校が

懐かしい存在であってくれることは


ただただありがたいことです。


娘は

いろんな先生と出会い

あたたかく過ごしていたのだなあと

胸がいっぱいになりました。