カンガルーとエミュー。


オーストラリアの国章に描かれた二つの動物は、後ろに進むことが出来ない。

“常に前進を続ける”、そんな国家を目指すという想いが込められているんだよ。



オーストラリア生活最後の日に、ホストマザーのkerryが教えてくれた。






新卒の時にはご縁がなかった仕事。


ありがたいことに、環境に恵まれ、上司に恵まれ、先輩に恵まれ、同期に恵まれ、後輩に恵まれ、たくさんの経験をさせて頂いた4年間だったのに、ろくな恩返しも出来ないまま退職を選ぶことに散々迷ったけど…




4年目のCS委員の経験が私の気持ちを動かしたように思う。




そして“とりあえず、受験”ではチャンスは掴めないと思った。


理解してくれたとはいわないけど、

“自分のステップアップのために選んだ道なら頑張りなさい。”


そう言って送り出してくれた上司の言葉に大泣きした日を忘れたことはない。





海外で生活する、そんな憧れも抱きながら、帰国後の可能性を広げるためにオーストラリアに行った。




オーストラリアを選んだ理由は単純。


オペアの仕事が見つけやすかったことと、見たい景色がいっぱいあったから。




オペアとして働きながら、小学校の日本語クラスでのボランティアに通ったゴールドコースト生活。

色んな国の人と出逢いながら語学学校に通ったシドニー生活。

初めて一人で旅したオーストラリア大陸一周のバックパッカー生活。




いろんなことがあったけど、そのすべてが愛おしい。






そして帰国。






やる気満々で挑んだ一社、でばなをくじかれた。笑

自己紹介もなく、自己PRもなく、志望動機もなく。

「動物園にいる動物は幸せか、不幸せか、ディスカッションしてください。」

自分の想いのたけさえ伝えられず、最初のステージで落ちた。





それからは希望企業の募集がなかなか出ず、バイトすらなかなか決まらず…

頭を打って怪我したり…将来のことで親とぶつかったり…


自分で選んだ道だから覚悟していたつもりではいたけど…

やっぱり先が見えない不安と、プレッシャーと、社会からとり残されたような寂しさが消えなかった。





でも振り返るとこの敗退があったから、とことん自分と向き合うことが出来たと思う。




目標や理想ばっかり見上げて、でも全然そこに届いてない自分がいて。


足元をちゃんと見ていなかった。


みっともないけど、認めるしかなかった。





そんな時教えてくれた人がいる。



“一日一日、一歩一歩。 mayのキーワードでしょ?”





とにかく、飾らず、素直な自分を伝えること。

素直な自分を出すために、何度も何度も、自問自答を繰り返した。


なんで?なんで?なんで?





そしてようやく掴んだ二度目のチャンス。


チャレンジする場があること、本当にありがたいと思って、

一つ一つのステップが最終面接の気持ちで挑んだ。






ずっと目標にしていた会社には思いのほか、あっさり敗退した。

すごく素敵だと思っていた会社にはあと一歩が進めず、内定まで届かなかった。


自分の目指していたビジネスモデルとは違うけど、新しい可能性を感じた会社。

28歳、私はこの会社で、もう一度新入社員としてスタートを切れることになった。




ゴールは決してここではないけれど、自分の進んできた道のりが、ようやく繋がった気がする。




近況報告用として、自分の思いを形に残しておきたくてはじめたこのブログ。



最後は長々と語ってしまったけれど。


ようやく閉じることが出来たかな?






一日一日、一歩一歩。







前進、あるのみ!!!!!!!!!










おわり。





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This is my last day in Australia.

I'm leaving tmrw.

The life in AUS teach me a lot of things and brought much happiness.


The experiences I shared with friends in AUS will be great memory in my life.

Wish you guys all the best!


...and then to my friends in Japan.

Thank you for always being supportive.

I couldn't have done it without u guys.



今日の海。

“If there were no cloud, we should not enjoy the sun.”

人生も、同じだなー、なんてしみじみ一年を振り返った私でした。



本当に、ありがとう!



つづく。


@Coolangatta Beach

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iPhoneからの投稿


オーストラリアに来て初めてユースホステルという場所に泊まりました。


オーストラリアに来て初めてバックパッカーという場所にも泊まりました。


バックパッカー<ユースホステル<ホテル、といったレベルでしょうか。


ドミトリールームといって、だいたい二段ベットが並んだ部屋を

4~8人でシェアするのが一般的。



一泊$30程度で泊まれる旅人の宿です。


良いところは、色んな国の人と出逢えること。


キッチンからランドリー、ラウンジなど設備が整っていて生活感があること。


一方、毎日人が変わるから落ち着かなかったり。

衛生面の心配があったり。



ユースホステルはどこもきちんとレベルを保っていて、

それなりに安心感がありました。

でもバックパッカーは…

とてもとても泊まれない!!

というような場所をたくさんみました。





そんな生活が2ヶ月も続くと疲れるんですね。


でも最後に出逢ったここ。

そんな自分への神様のご褒美でしょうか?

KOMUNE Resorts & Beach club。

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半年住んでいたのに全然気付かなかった!!


こんな素晴らしいアコモデーションがあったなんて。

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8人部屋だけど、3人で独占!

私の部屋はさらに別室になっていたから

実質プライベートルームみたいに使えました音譜


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お部屋にシャワーもランドリーもついてる!



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ユースホステルとかバックパッカーは普通は全室共同なんですよ?


あいにく毎日雨が続いていて、
プールには入れなかったけど。


夏だったら一日いてもくつろげる!



そして抜群のロケーション!!
Coolangattaのビーチの目の前[みんな:01]



Banora Pointに住んでいた私は、
毎日自転車で25分かけてここまで通っていたので、

起きてすぐ大好きなこの一帯のビーチに出れるというのは、

最高の贅沢のように感じました[みんな:02]


ブルーム~ダーウィンにかけての旅は、

トラブル続きで心身共に疲れていたので。



最後の最後でゆっくり出来る場所に出逢えて本当によかった!


ゴールドコーストに戻ってきたら、
絶対またここに泊まろう[みんな:03]




つづく。



@KOMUNE Resorts & Beach club

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