妊娠・出産入院中、

学生さんついてもいいですかーって聞かれることって

特に総合病院だと多いみたいですね。


私の場合は、帝王切開術後の夜に、助産師さんが訪ねてきて 




「学生さんついてもらっていいですか?

一旦受け入れてもらっても、やっぱりしんどいってなったらすぐ言ってもらったらいいので!!」



いいですよー。



「男の子でも………良い…?それは嫌?」



へ?

いいですよ?



「いいの!?ポーン

めっちゃありがたい……!」



えっ…だって男の看護師さんも最近珍しくないし。実習は大事なことだしねぇ。



「おっぱいはやめとこか?見られたりするの、嫌なら病室の外出ててもろたらええし」



え?別にいいよ。

だって、実習にならなくない……?




「えっ……


………………神か……



ほんまにありがとう

いや


ほんまにありがとう不安



ってなわけですが




そんなに感謝されることかい?と思って

看護学科の先生してる友人に確認したら



産婦人科は男子学生の実習受け入れが難しいそうで。

「男の子は嫌ですって人がほとんど。

ましてや授乳の観察とか乳の触診とか

まず無理。


あいらさん、めちゃめちゃ少数派よ。


もはや




特殊。」






あ、まじで…………。




とくしゅ…………。




そうか…凝視





医療現場で働いてたことがあるので

実習が大体どんな感じか分かってるっていうのが大きかったかと思われます。





ここまで読んで、

男の学生さんの受け入れ悪いなら、受けてあげたほうがいいんだ!!


とお思いの方。



私は、

嫌だったら嫌でいいと思います。



だって

産後のメンタルって、ほんとにしんどい

ジェットコースターといって差し支えない。



そんなときに病室入ってこられて

なんだかんだ話しかけられるの

男とか女とか関係なく

ちょっとツラいかも…


と思ったら、

ご自身の体と心が最優先。




私は、

学生さんについてもらうことって、こっちにもメリットがあると思っていて



・丁寧に関わってくれる

学生さんはもちろん、指導者さん、看護学生さんの場合は学校の先生のサポートがあって、色々考えてくれたりする。


・正しいやり方で、抜けなくしっかり作業してくれる

測定もベッドメイクも。手際は良くないですが、間違ってたら指導者さんにツッコまれるので…




そんなことも考え、即決OKしたわけです。


そしたら、

入院中、男子学生さんと女子学生さんの2人組がついてくれました。



たどたどしい言葉で挨拶と、血圧と体温と排泄回数のチェック…

お部屋の掃除…

チビの沐浴見学…

授乳の見学…

私に色々質問……



情報収集それで大丈夫か?いけるか……?

緊張するね、頑張れ頑張れ……



心の中で応援しつつ


楽しい時間を過ごさせていただきました。



メンタル落ちがちだったので、誰か来てくれる頻度が少し高いだけで、ちょっと気分が楽でした。


(この辺は、ちょっとゆっくりしたいとかほっといてほしいとか言うとそれに合わせて対応してくれるものと思われる)




入院中の方とのコミュニケーション慣れしてない学生さんと

産後メンタル抱えたまま喋るのは、

気を使うとか

ちょっとしんどいとか

微塵も思わなかった

わけではないですが(笑)



学生さんに乳の触診してもらったときに

指導の助産師さんが

赤ちゃんがここをくわえるから、ここをこうして……

と真剣に教えてらっしゃるところを見て



あー、なんか受け入れてよかったなと思いました。



(産後なので些細なことで感動するニヤニヤ)