シャーシャが旅立って
立ち直れず
体調を崩し
仕事を辞めた

ちょうどコロナが流行り出したので
家に引きこもった

断捨離をして
隅々まで掃除をして
模様替えをした

少し気持ちが前向きになり
社会復帰のリハビリを兼ねて
職業訓練に通い始めた


そんな頃
くまごろうに出会った

父が朝の散歩中にカラスに狙われていた

子猫を発見
しばらく様子をみたけど親の気配はゼロ
そのうち子猫の方から近づいてきて
父から離れなくなって

仕方なく家に連れて帰ってきた



シャーシャが旅立ってから

猫に触れれなかった私


久しぶりの猫の温もりに

涙が止まらなくなった


愛おしい気持ちと

シャーシャへの申し訳なさと

あの頃の辛い気持ちとで

感情ぐちゃぐちゃ


この時点では

うちの子にする決心はつかなかった




先の事は考えず

まずは病院へ


シャーシャの時にお世話になった

先生に診てもらうことに


生後3週間くらいの女の子

250g


大量のノミがいたけど、あとは元気‼︎

一通り診察が終わると


先生から「これからどうする?」って聞かれた

思わず「うちの子にします」とこたえていた


先生からは「ありがとう」と言われ

看護師さんは子猫に向かって

「よかったね。ここのお家の子なら絶対幸せになれるよ」って言ってくれた


先生達の言葉に救われた


また猫と暮らしていいんだって思えた


出会ってくれてありがとう



黒くてふわふわで

子熊みたいな黒猫


男の子と勘違いした母が

「くまごろう」と名付けました