百段階段の猫たち

目黒雅叙園東京の百段階段

以前友達から聞いて知った百段の階段。 

その時は何があるか知るよしもなし。初めて見た時はこんなにも素晴らしい建築物があるなんて

ただただ驚きすっかり虜に…

それからというものたまに足を運んでいます

目黒雅叙園と言えば結婚式場のイメージ、確かに聞き慣れた名にそうですが、この階段を一歩一歩上っていくと昭和の初期、それ以上昔々の想像が膨らんで

タイムスリップ、その感覚に触れたくなるのです。

昭和の竜宮城"と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。 最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。 2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。

(目黒雅叙園東京より抜粋)

階段の右にある各部屋は以前、結婚式や宴会などに使われてたとのことです。

百段階段ではこの幾つかの部屋に四季折々のイベントを催し、楽しませてくれています。

そして今回は…なんとねこ展2019「猫都（ニャンと）のアイドル展 at 百段階段」

日本美術の和と猫…それがなぜかしっくり調和

猫村とでもいいましょうか、後半では猫アーティストやレコードジャケット、現代とのコラボでも楽しませてくれました

それでは猫展の一部ではありますがご紹介します！

最初に迎えてくれたのは…ゴロにゃんと自由きままに

寝ころぶにゃんこたち

やわらかな表情は今すぐに動き出しそう

力強い白にゃん日の丸

段々の壁には飛び下りる素早い動きが想像できます

こちらは琵琶を演奏中

早世した源氏の母、桐壺の面影を宿す藤壺の出家や

紫の上と光源氏…このお顔、猫とは思えない表情にうっとり

魅せられました

マッチもあったんですよ～

意外に猫のモチーフって一昔前は多かったんですね

猫力士の土俵入りは

令和元年目黒場所

美しい舞と桜に囲まれてにゃんこも次々踊りだす

頭上に目線を移せば扇に描かれた四季折々の花が…

しっとりと日本の美

そして

後半の登場は懐かしやレコードジャケットの数々

みんな猫！

マイケル.ジャクソンにデウィッド.ボーイ

ニャンズ抱っこに

みんな猫耳だと愉快になるなぁ～

雰囲気変わって猫たこです

アートして飾りたくなるほど細かくリアルに描かれて…

黒にゃんのまわりを踊りだす猫たち

最後におみくじをひきました！

当たったのは79番、三つ目猫

色んな顔があったケド、当たったおみくじ愛嬌あって３つ目もいいじゃない

どうにでもなれーといったってどうにかなるものさ

最近色々あって、今の心境当に当たってる～

でもこの和やかな顔と言葉が優しくてホッとした気持ちに

次は時代に大活躍したコたちがリアルに…

昭和のばんざい猫から

平成アイドルはTVでも名を残し立派に駅長として活躍した、たま駅長！

似てますねー

そしてこの百段階段にいた猫たち、一番印象に残った猫さんは…乳飲み子を守る母猫と赤ちゃん

これは、右から猫の一生を描いた作品

よく見ると誕生の時と生き抜いた姿が同じです。

きっと猫の国から大切な命をこの世で預かって、

帰る時には同じ姿に戻って帰っていく

ということなのかな…

うん、アタシもそうだと思うよ

そんなカノンの声が聴こえてきそう

(2年前の今日ひなたぼっこで)

虜になった百段階段、今回はたくさんのにゃんこたちに会えて楽しい時間を過ごせました！

これも愛とカノンの時間があったから

百段階段の猫さんたち、愛とカノンにありがとう

ずいぶん長くなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございます。

最近初夏のような陽気に、半袖に素足が多くなってきました。今年は梅雨も早そうですね

新緑のみどりに海の青、エアコンなしの心地よい風

気持ちいい季節になりましたね。

5月のお日さまのしたで、みんなみんな良い週末になりますように