じじさまがどこか歩きたい~と、申しました♥
近くしか歩けないよ~って(笑)
どこにしようかな?・・・
そうだ!久しぶりに永井商店(パン屋さん)まで行く?
パンを買ってもいいし~
そうだな~
平地だし、そこにしよう~
ちょっと待ってな、着替えるわ~
はい♥即着替えて、即出発!早い!早い!
ちょっと歩くと・・・あら~
夾竹桃が咲いていました♥
ばばちゃまは夾竹桃を見る度に、ゴッホの作品『夾竹桃と本の静物』を思い出します♥
京都国立近代美術館でゴッホ展が開催されたとき、じじさまと訪ねました
そのときに、初めてみて感動したのです
それから忘れられず
●夾竹桃はゴッホが愛した花
ゴッホにとって生きる喜びを象徴する花だったのです
ラ・ムスメという作品の中の女性が手に持っている花も夾竹桃です
ゴッホが気に入って、繰り返し描いています
●明るい色調や輪郭線など浮世絵の手法
●夾竹桃の脇に置かれた本はエミール・ゾラの小説「生きる歓び」です
闇の中に光を射す本として愛読した大事な一冊なのです
セザンヌとゴッホ、そしてゾラ
見えない糸、不思議な縁を「夾竹桃と本のある静物」に感じるとより味わい深くなる気がしますと
解説者が書いています
闇の中に光を射す・・・
これは、ゴッホが手紙を書いたとき必ず「セレニテ」としめていました
そのセレニテという言葉が大好きで、ず~っと温めてきました
セレニテはまさに闇の中の光なのですよ
ばばちゃまの大好きな本「絵とは何か」坂崎乙郎著
P130に「セレニテ」はフランス語で、静謐とか、悲しみの中の明るさとか、晴れやかさということですと
夾竹桃とセレニテ・・・何故か気になって、気になって~





