「諦めたらそこで試合終了だよ

有名なスラムダンクのセリフです

でも、
諦めること、
終わらせること、
失敗を認めること
これも、とても大事だと私は思っています。
前の会社で働いていた時、
にっちもさっちも上手くいかず、
周りからも明らかにしんどそうに見えている時期がありました。
どうやっても、しんどさが増していくばかり。
元々チャレンジだと設定していた期間の終わり頃だったので、
転勤を申し出ました。
でも、次に用意された環境は東京で、
大阪が地元のわたしにとっては、
イチから住む環境も仕事も取り組むエネルギーなんて残されていませんでした。
そして
悩みに悩んで、
退職することにしました。
忘れもしません。
社内の研修で東京出張に行っていた夜に、
ホテルで決意して、決意が揺るがないうちに上司にメールをうちました。
そのメールをうちながら
ボロボロと涙が出てきてとまりませんでした


次の朝、
帰りの新幹線でも泣きじゃくって、
当時赴任していた高松に帰っても泣いていました。
会社をやめたくない自分。
東京に行ってみたい自分。
会社も上司も仕事も大好きな自分。
でも、
今のままでは続けられない。
頑張ったけど、結果を出せなかった自分。
辞めることになった自分。
こんな結末を迎えたいわけじゃなかったのに。
色んな思いが溢れてきて、
こんなにも自分が大事にしていた環境を離れることが嫌で辛くて。
でも離れなきゃならない。それがベスト。
だから自分から終わりにしました。
あれから約2年経ちますが、
やっぱりあの時の選択はベストだったと思います。
周りからみると明らかでも、
当の自分は諦めきれないこと、
終わりにしたくないことがあります。
その時に、
諦めるか、諦めないか
終わりにするか、続けるか
は本人次第。
続けることがあたかも良いように見えたりもする。
でも、本当に
「諦めたらそこで試合終了」
なんでしょうか

諦めること、
終わらせることでスタートすることもあるかもしれませんね

ユッコ