会社退職のその後。
3ヵ月の休養後、なんとか再就職もできました。
退職してすぐ行くお役所といえば、そうです、職安。
社会保険労務士の資格はありましたが、机上の知識しかなかった求職の手続きに、初めて行きました。
そこで、実務知識として知らなかったことを学ぶことに。
一身上の都合で退職した私は、3ヵ月間は失業給付がもらえないと思っていました。
しかし、すぐにもらえたのです。
解雇されたなど、一定の事情がある人は、7日間の待期が終わればすぐに受けとれるのですが、私の退職理由もこの一定の事情にあてはまりました。
職安の職員に、退職の理由を詳しくたずねられ、
「月80時間くらいの残業がずっと続いたことです」と答えると、それを証明するものはありますかと質問されました。
ありました、バッチリ。
給与明細に残業時間が月間90時間、100時間・・・、と記載されていました。
次回これを6ヵ月分持参して、すぐの支給が決まったのです。
これ、とてもうれしかったです。
ボロボロに傷ついて辞めた私を、職安が励ましてくれた
ような気持ちになりました。
で、転職活動もがんばれました。
外資系の会社に人事の仕事で再就職。
ここで、転職してよかった、とつくづく思ったことがあります。
以前の会社で評価されなかったことが、この会社では評価されました。
会社が違えば、文化も変わります。
一つの会社の狭い料簡で、自分を卑下したり、また尊大になることはないんですよね。
10年以上前ですが、振り返るたび発見のある、学びの多い一連の出来事です。