昨日の続き。
夜の海を目の前にいよいよ海へ。
まずはRyokoさんとWilliamが2人乗りのカヤックで出発。
波のタイミングをみて、キャプテンBrentが2人が乗ったカヤックをプッシュ。
2人のカヤックが暗闇の中に消えていきます。
だんだん小さくなるヘッドライトをみていると
「さぁ、次は君の番だよ」
と、心の準備をする隙もなく
カヤックを海へ押して行くキャプテン。
しかも私のカヤックは1人乗り。
「すぐに僕が追っていくから、まっすぐ進んで!さぁ今だ!ゴーゴー!パドルパドル!」
と、カヤックを押されて
一人で真っ暗な海の中へ。
やっぱり大好きな海でも
暗い中に一人ぼっちだと怖い。
でも、さいっこうに楽しい!
今回の旅でとっても大きな気づきがあったので
ここでちょっとだけ脱線。
自然の中に身を置くことで
怖い!とか、まずい!とか
自然の偉大な力に
自分の無力さを突きつけられる。
頭じゃなくて、全身で危険を感じるけど
そのとき全身の細胞が目を覚ます感じかな。
そうすると、そのすぐ後に
「生きてる!」って喜びが湧いてきて
楽しくなってくる。
これって
都会にいると絶対感じられない感情。
なにかと
安全とか安心とかを求められる世の中で
それももちろん大切なことであるのだけれど
本来の自然の中では
100%の安全安心はないのが当たり前。
だから私は「生きてること」を感じられる
自然界での遊びや冒険が好きなんですね。
話は飛びましたが、
そんな気持ちのいい怖さと楽しさを感じながら
海の中を進んでいると
後ろからキャプテンが追いついてきました。
ここからはキャンプテンの光についていき
役五分後、ついに滞在先のヨットが見えてきました〜!
We made it !
サバイバルゲーム(ゲームじゃなくリアル)
第一関門クリア!
無事にヨットに辿りついたのでした。
ところが安心するのも束の間、
真っ暗な中で揺れるヨットに、即船酔い。
でも明日になるまで陸に戻れない。。
自然の中では逞しくなるしかないのだ!
船酔い対策のアロマとリストバンドを
キャプテンに渡されすぐに眠りについたのでした。
つづく。