昨日はブログがお休みになってしまい

ごめんなさい。

 

 

在宅医療を受けていたおじいちゃんの

容態が急変して昨日、息を引き取りました。

 

 

たまたま会いに行っていた時だったので

幸いにも最後に立ち会えました。

 

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最期の3時間は

床ずれなのか、体の中を蝕むものなのか

痛そうにしている身体をみんなでさすったり

 


 

水が飲めなくなってしまった口の中を湿らせたり

唇が乾燥しないようにリップを塗ったり

血流が悪くなって冷たい手を握ったり

耳元で声をかけたり

みんなでできる限りのことをしながら

 

 


最後の呼吸の瞬間まで

この目で見届けることができました。

 

 



初めて人の命が消えて行く瞬間を

目の前で見た瞬間でした。

 



 

慣れ親しんだいつものお家で

とても穏やかに、そしてとても静かに

みんなの愛の中で消えて行く命は

とても幸せそうにみえました。

 

 

 

本当のところは

おじいちゃんに聞いて見なきゃわからないけど

「家族がいっぱいいるのはいいな」

と言っていたので

「そりゃあ、幸せだった」

と言ってくれてる気がします。


 

 

最近よく思うのは

幸せはとても近くにあるということ。

 

 

 

地位とか名誉とか成功とか

素晴らしいことだとは思うのだけれど

私にとっての幸せは心がほっとするような

日々の小さな幸せの積み重ねの中にあります。

 

 

 


家族がいて、食べるものがあって

呼吸ができて、寝る場所があって、

窓から入ってくる日差しが気持ちよくて

道に咲いてる花が綺麗で

笑える仲間がいて。





そんな普遍的で優しい

心が温まるようなものの中に

幸せは存在しているのだと思います。




特に今年は家族がいることで

幸せを感じることがとても多かった年でした。

 



全く結婚願望のない私に「家族っていいぞ」

と伝えてくれたのかもしれませんね。




おじいちゃんに会えなくなるのは寂しいけど

これからは心の中にいてくれるおじいちゃんと

共に生きていきたいと思います。