4年ぶりに会った元彼とのその後
4年ぶりに彼にあった。
銀座のソニービル前で待ち合わせすることになったのだが、そういえば、彼と初めて会った合コンも銀座だったなあ・・・と思い出しつつ、時間の10分前に到着。
彼との別れは以前少しだけ書いたが、こちらが一方的に彼からの連絡を取らないようにして終わらせたこともあり、彼から連絡があったときは懐かしさもあったが、それと同時に罪悪感も感じた。
もしかして、会ったらいきなり怒り出したらどうしよう。。。やっぱりちゃんと謝らないと。どの面下げて会うつもりなんだ・・などと考えていると、彼が交差点の向こうからやってきた。
「よう、久しぶり、愛子ちゃん」
彼は少し髪が長くなっていたけれど、屈託なく笑うその笑顔も声も、何も変わっていなかった。
なんだかドキドキしてる自分がいた。
4年間、お互い色々あったはず。少なくとも私は結婚もしたし、彼と別れた後、恋愛もいくつもした。
彼は・・・どんなことがあったんだろう。
その感じは、突然起こった恋愛の時の気持ちと同じだった。
彼のことをもっと知りたい。そんな欲求が私の中をざわめつかせた。
久しぶりだね、元気にしてた?仕事忙しいの?最近何してる?
話題には事欠かなかった。
「サイトで愛子ちゃんの名前を見たときに、『運命の出会いだ!』って正直思ったよ。(笑)でも、よく見たらいつの間にか結婚してるし。(笑) 連絡ぐらいくれよ~と正直思った」
「だって・・(笑)。 連絡したらお祝いしてくれた?」
「ううん。(苦笑)でも、さらいに行ったかも。教会の扉をどーんっっ!!と開けてね(笑)」
ああ・・やばい。この切り口。最近触れてない恋愛だ。
「そんなことされたら困っちゃうよ~」
「困ってもいい。俺、まだ愛子ちゃんのこと、好きだもん。」
きた・・ ストレート・・・すごいパンチ力だった。
月曜日ということもあって、お店にはあまりお客もおらず、いい雰囲気のお店の中で二人でこれまであったことをたくさん話した。でも1年分くらいしか話できなかった。
お店も時間ということで、2軒目に行くことにした。
1軒目のお店を出る階段で、彼の後ろで上ろうとしたその時、彼は振り向きキスをしてきた。
突然のキス。
何の予兆もなかった。(手を握りたいとは思ったけど)
長くて、懐かしい、キス。 力強く彼の舌が私の中を探るように入ってきた。
ダメ
とも少しも言う隙間もないくらい深い、深いキスだった。
唇が離れた瞬間、彼の真剣な目が、私の動揺している目を捕らえた。
「ごめん。でも我慢できなかった。」
それから彼が知っている2軒目のお店へ行った。
完全個室の、和テイストなお店。
普通に友達といくなら、きっとお店の雰囲気珍しくてお料理を何食べようかとか、わくわくしただろうが、今日は違う。
“個室”という空間がこんなにもドキドキするものなのかと、改めて思い知らされた。
少し空間を空けて座った、彼との距離。
飲み物が来て、カンパイをし、 ・・・彼とキスをした。
息をするのが苦しくなる程彼の太い腕で抱きしめられ、彼に「好きだ」と耳元でささやかれた。
「愛子ちゃんが結婚してることは分かってる。でも、今日会ってやっぱり気持ちが抑えられなかった。」
私もこんなの、よくないのは分かってる。それに一度終わった恋だ。
これから彼と何が始められるか。
それに不倫相手なら、一人もういる。今この目の前にいる彼よりも、大人だ。
だから、本当はこれ以上の関係になってはならない・・・と思っているけれど、このドキドキ感がたまらない。
気がつけば、いつの間にか彼が上にいて、長く、深いキスをしばらく続けていた。
でも、さすがにお互い自制心も働いて、エッチまではしなかった。
翌日も仕事があるので徹夜にはならなかったが、終電もなくなってしまったためタクシーで帰ることになった。
帰り際、「また・・会えるかな」という彼の申し訳なさそうな申し出に、「うん」と答えてタクシーに飛び乗った。
彼とのキスの余韻を感じながら考えた。
久しぶりのドキドキする恋愛。
恋愛の始まりって、どうしてこんなにも楽しいのだろう。
身体の中の何かがざわめく。仕事も前向きになる。朝起きることさえ楽しくなる。
ああ・・またはまってしまうかもしれない。
そんなことを考えながら、家路に向かうタクシーの窓から見える景色に目をやっていた。
今日は彼とのデートの日
小学生高学年になる息子さんが元奥さんと金沢に住んでいる。
写真を何度か見せてもらったがあんまり彼には似てないな。(笑)どちらかというと奥さん似なのかも。
彼とは仕事で出会った。
私の勤めている会社と彼の銀行が共同で新規ビジネスの立ち上げをするということになり、そのプロジェクトにかかわったのがきっかけだった。
プロジェクトメンバで懇親会をやることになり、その二次会で突然(みんながいるのに!)告白された。酔った勢いも手伝ってか、突然の告白。それは、その某銀行のメンバーも止めるほどあけっぴろげに「(いきなり)結婚してください」と言われ、私も面食らった。
彼と出会ったときは、私は独身だった。
と、言ってもあと2ヶ月で花嫁の予定で、式の準備も大変でバタバタしていた時期だった。
それを彼に伝えて、ご期待に添えないことをその場では伝えた。
最初は私も引き気味で、さりとてプロジェクトのあちらのキーマンにもなる訳なので無下にするわけにもいかずで、距離をおいて軽く流すようにしていたのだが、気がついたら、彼の仕事ぶりに惚れていた。とにかく、プライベートと仕事をしている時の彼とでは随分印象が違い、そのギャップがたまらなかった。
プレゼンをする彼。仕様書の読み合わせやビジネスモデルについて語る彼。仕事の裁断や機転の利かせ方は、一緒に仕事をしていて尊敬するほど素敵だった。
打ち合わせをする日が積み重なるにつれ、ドキドキするようになった。
ある日、携帯番号とメールアドレスをそっと教えた。
「○○さん(←彼の名前)、今度小石川に梅でも見に行きませんか」と、私から誘った。
もうその時は、私も彼のことが好きになっていた。そしてその夜、一つになって愛し合った。
12歳も年上の人と付き合うのは初めて。今まではせいぜい歳の差あって2歳くらいだ。それが一気に一回り。でも12歳も違うことに違和感はなかった。彼の身体は12歳年上にしてはしっかり筋肉もあって、そんなにおなかも出ていない。引き締まったお尻が私は大好きで、時々触ってはかじったりしてる。その様子を見て、彼は子どもがいたずらをしているのを「仕方ないなあ」と苦笑いで許してくれる。そんな時の彼の顔も大好き。
一緒に居て年上の人と一緒にいる安心感がある。その一方で時々訪れる逢瀬で「ずっとこうしたかった」と抱きしめてくる彼の子どもっぽいところが母性本能をくすぐる。守ってあげたい、優しくしてあげたいとそう思わせるのだ。
彼とするエッチも、12年の経験値差はそんなにないけれど、それでもオジサマとする ということだけでも興奮するし、彼のはとても・・太くて熱くて大きい。やばい、したくなってきた。
かといって、おじさんの強引さやいやらしさはないし、紳士な人だからこそ、私ははまってしまっているのだ。
そのプロジェクトが一段落したこともあって最近プロジェクトからは離れてしまい、一緒に仕事をしてドキドキすることもなくなってしまったが、それでも何だかんだと理由をつけてその仕事の流れや内容についてはウォッチしている。
彼は会う時間を作るために、毎週火曜日の夕方、うちの会社との定例会議を入れてくれた。そうすれば、会議が終わってからすぐに会える。それから私が眠くなる12時過ぎまで、ずっと一緒だ。
結婚しているけど、素敵な恋愛をしている。会えると思うたびに、会うたびに、触れ合うたびに、自分が新しくなっていく。
いわゆる「不倫」だけど、そんな暗さがなく、優しく丸い気持ちにさせてくれるこの関係がもっとずっと続くといいのに。 いやきっと続く・・・よね。
思わぬ再会
彼は品川にたくさんビルがある、某メーカーに勤める同い年の人。
入社して1年目くらいに、私の同期の女の子たちがその某メーカーと合コンをするので来ないかと誘われて行った先にいたのが彼だった。
私はもともと合コンはキライ。誘われても滅多に行かなかった。理由は、そういう目的で来ているやる気満々の男がイヤ。恋愛は、その人の人間性に触れて自然と成っていくのが楽しいけれど、合コンってそういう自然さがない(なさそう)。それに友達同士でアピール合戦するものイヤで、断りつづけていたのだが、行くはずだった一人の同期が体調不良で行けなくなり、急遽「数合わせ」で参加することになった。
その合コンも・・まあ色々あって、いやいや参加したのにお決まりの王様ゲームなんかやり始めちゃって、ホント最悪だったんだけど(名前も忘れたけど酔った勢いでキスされたりして)、その中に彼はいた。
最初はあわせておけばいっか・・と思っていたのだけど、なかなかどうして、話が合った。
学生の頃やってたサークルの話、将来の夢、そのメーカーに入った理由、音楽をやっててその楽しさ・・・、芯があってたくましい生き方をしてる人だった。
・・こういうのに弱い。
向こうも私に対して同じ思いを持ってくれた。だから次も会うことになった。
その後“興味がある人”から“触れたい人”に変った。
それはお互いが求め合うように、会ってから2~3回で彼と愛し合うようになった。。
彼のキスは強くむさぼるようで、それが彼の私に対する愛だと思った。彼は温かくてキモチよかった。
ちょうど春先で、羽根木の彼が住んでいた実家の近くに小さな公園があって、そこから見える桜がとってもきれいだと言って連れてってくれて、そこで彼の好きな映画や音楽の話を聞くのも楽しかった。
付き合ってるって書いたけど、いま思い返してみると「付き合ってください」「はい」みたいな明確な意思確認はお互いなく始まった恋愛だった。
「なんとなく」
一緒にいると ドキドキする、毎日が楽しい 高校生みたい(笑)でも会社で仕事をしていても、業界が違うお互いの仕事の話は興味深かったし、ちょうどやっていたビジネスでその某メーカーに対して提案するやらしないやらという話も上がっていて、話題も事欠かなかった。
お互い、社風が随分違うんだなあなんて言いながら、情報交換して、お互い社内で「某メーカーはこうらしいですヨ」なんていかにも情報通な顔をしてた。
私としては、“彼氏”というよりも、彼氏に近い 友達 みたいな風に付き合っていけることを望んだけれど、彼は違った。
それが私には重かった。
ひどい話だが、当時私は二人の人と付き合ってた。2人はまだしも、3人と同時並行で付き合うなんて、その時の私にはとてもじゃないけどパワーも時間もなかった。
その当時、今の主人と付き合っているような付き合っていないような、歌舞伎町のホテルでしか会わない生活をしてたし、それが寂しくて会社の同期の、本当に結婚しようか迷っていたもう一人の彼と半同棲状態だった。
そんな理由で、友達みたいに付き合えるならそうがよかった。時間とパワーの配分の関係。
3:7の時間とパワーの配分が、彼が入ることによって3:3:4?ぐらいに・・でも甘かった。
彼には私しか見えてない。全身全霊。受け止められなかった。
というわけで、なんとなくフェードアウトしようとしたけど、今も変らない私の八方美人さ加減は当時はもっと中途半端で、それが彼を傷つけてしまった。
結局それから4年。
早速今週二人で飲みにいくことになった。
複雑な気分だけど、人妻であることも伝えてあるし、きっと昔私が望んでいたように“友達”として会えるハズ。・・・最初はネ。
