「歴史を学ぶと、どの時代にも私のご先祖さまがいたと感じることができました。
そう感じたら 歴史は 命 だと思いました。
だから、 歴史を学ぶことは 本当に楽しい」
姫路千姫顕彰会 会長 黒田美江子先生が
昨日の講演の最後に お伝えくださいました言葉
参加者が少なくて 黒田先生には大変申し訳ないことでしたが、 私は、私のためにお話いただいたと思えるほど、幸せな時間でした
本当に先生にお願いしてよかった、先生のお話をお聴きできてよかった と、 ただただ感謝の 学び深い時間になりました
美江子先生の あたたかな眼差し、やさしい声と語り 大好きです
「 私、歴史、勉強、大嫌いだったんです。
暗記するだけの勉強、つまらない、としか思っていませんでした。」
意外なこの言葉からスタートした 光の茶話会
理数系の頭をお持ちの美江子先生が、歴史を学ばれるきっかけになったのが43年前。
姫路市で開催された 『シロトピア』の2年前。あすなろ教室でご縁ができていた 社会教育課の方から、姫路城の案内役を育成するので、ぜひなってほしいと、お声がかかり、 断りきれずに、その育成事業の第一期生の200人の中のおひとりになられたこと。
そして、一年間、姫路城、歴史、古建設、、、まで、幅広く奥深く猛勉強。
一年後、選ばれた20人の中のおひとりとして第2期生200人をガイドするという、実践実習も、こなして人気ガイドだけでなく、公民館からお声掛けが始まり、、、
84歳の今も、 講師のお声をかけてくださって私も楽寿園講師として通わせていただいている
姫路市老人クラブ連合会の すこやかセンター講師は、昨年度で引退なさいましたが
姫路市30公民館、たつの市、赤穂市、淡路、いなみ野学園、、と、講演にまわっていらっしゃいます
昨日は、千姫さまのお話 と、ご案内させていただきましたが、先生の口からは、
姫路城のこと、歴史、城主 だけでなく、書写山円教寺の 仏教・仏像、、、
また、副島さんから、 小布施の名前が出たら、その北にある 川中島の戦い、
小布施の有名なお寺、福島正則のこと、その前後の歴史、
また、善光寺の誰も見ることができないご本尊のお話。強引に持ち帰った 豊臣秀吉が それから体調を崩していった、、ということや 牛に引かれて善光寺参りの由来、、次々と どこからでも 引き出しが開くのです
どのお話も 本当に感動したり、驚いたり、納得したり、、素晴らしいお話をいただきましたが、中でも 私が一番感動したのが、
「なぜ 姫路城は、姫路のあの場所 姫山にあるのですか」
という質問を受けた時です
その前の質問
姫路城の形 東から見る形、印象と、
西から見る形、印象が、違う。
なぜ その様な形にしたのか?という質問の時も、えー⁇ だったのですが ご説明いただき、なるほど、そういうことでしたか、しかも、それらは すべて考え抜かれた計算し尽くしたもの だったのですね〜戦国時代、武士の時代は、それほど 厳しいものであったということも、なるほどと 納得でしたが、
なぜ姫路城は姫路に?には、はじめ
質問の意味がよくわからなくて、え〜
1600年の関ヶ原の戦いで、徳川家康が実権を握り、池田輝政は、1601年から1609年の8年をかけて、姫路城を造った。
けれど、その時、家康からもらった土地は、東は 明石 北は 西脇 中町 神河
宍粟 平福、西は 赤穂まで。
「この中の どこに城を造っても良かったのです。 なのに、なぜ、姫路?姫山?」と。
そして、その前から、 赤松も、黒田官兵衛も、秀吉も、皆、あの姫山に城を。
これが、
『四神相応』 の考えからで、
京の都、平城京から、平安京に遷都された時も、 『四神相応』に基づいて、
と、教えていただき、はあ〜 凄い
姫路のまち、姫山 凄い
昔の方 って、本当に凄い
でした。
もちろん、私は『ほつまつたゑ』を学んでいるので、昔の方 古代の日本人
凄い、素晴らしい 尊い、宇宙の叡智に
富んでいること、よく理解しているつもりですが、 江戸時代までも しっかり 受け継がれていたことに、あらためて感動、感謝
だから、 歴史を学ぶって 本当に 楽しい
この地球に、日本に、
ご先祖さまの命が降ろされ そこから繋がるご先祖さまたちが それぞれの場で
一生懸命に 生きてくださったから
生きようとしてくださったから
未来に繋ごうとしてくださったから
私の命が 今、ここにある。
ありがたい ありがたい学びの時間でした
ケーキは、今回も、おうちごはんの会の山中幸子さんにお願いしました
レモンの香り 酸味が爽やかな生クリームのケーキ 今回も、とってもとっても美味しかったです
ありがとうございました
黒田美江子先生の 千姫さまのお話
姫路千姫顕彰会主催で
9月27日(土)9時30分〜
男山の 水尾神社 参集殿で開催します
9月の『光のお姫さまと王子さまの茶話会』
は、9月22日(月)メインスピーカーは、
五百城 朱理(いおき あかり)様です
どうぞご一緒に
学び合いましょう