嬉しい嬉しいご報告
「 先生、決まりました
本当に、本当に、先生に出会えたお蔭です
ありがとうございます
そして、これからもよろしくお願いいたします」
2020年秋。コロナ禍の中お休みになっていた教室が再開されて、しばらく。
彼女が入会してくださいました
大学2年生。
2年になった春からすべてオンラインの授業になって大学に通えていない。
友だちにも会えない。外にも出辛い。
元々、人前で話すのが苦手だった、想いを伝えることが苦手だったけれど、
益々 自分が閉じこもっていくように感じている。
話すことが出来なくなっていくように感じている。
考えることが どんどんマイナスになっていく様に感じている。
苦手を克服したい。自分を変えたい。
そう思って教室にきました。
初めていらした日の自己紹介でその様に語ってくださった彼女でしたが、
人のお話を聴く姿勢、言葉遣い、表情、そして、スピーチの感想
とてもきちんとしていて、何より 素直
人柄の良さと 家庭の躾の良さを感じる素敵なお嬢さんでした
それから、毎月、熱心に通ってくださって、
私の話し方教室のプログラムである、呼吸法、腰ゆるゆる体操、発声練習、
笑顔体操、音読、スピーチへの取り組みは言うまでもなく、
教室外でも、私の薦めることはすべて受け入れ、
講演会やマナー講習にも来てくださったり、
お薦めした本も読んでくださったり、、、
教室の先輩方も、彼女の笑顔と自分のスピーチに対する彼女の感想を
とても楽しみに通ってくださっています
そんな彼女、3年生の秋頃から、就活がテーマになり
面接のための練習やエントリーシート作成のアドバイスなど行なってきました
冬、春、たくさんエントリーして
試験に臨み、
面接受けて、、、、、
でも、なかなか決まらない、、。
心が折れそうになって、挫けそうになって、表情が少し暗くなった時も、
教室に来て、
上手くいっていないそのことを話し、
マイナス感情をため込まないようにし、
教室の先輩、人生の先輩方から
励ましやアドバイスをもらって、
また目を上げて背筋を伸ばして帰ってもらう、、
そんな日が続きました。
それでも、それでも、それでも、
決まらなくて、
元気が出なかった6月のある日の帰り道、時間をとって、
私の人生体験と、
伊勢の修養団
中山靖雄先生が日々お伝えくださっていたことをお話しました。
「 ・・・その時には
一見 不幸やマイナスに思えたり苦しんだことであっても、
そこから逃げずに、受けとめて、
誰かを恨んだり、責めたり、やけになったりしないで、
自分のできることを精一杯やり続けていると、
いつか、必ず、 れらすべての体験が宝物になる
プラスにかわる日がくるのよ
中山靖雄先生はね、例えば大学受験でも就職でも、
「私の第一志望のこの大学に、、
私が一番希望しているこの会社に、、
どうぞ合格させてください。」
っ て祈るのではなく
「どうぞ私に一番いい風に
私にいいようにお願いいたします」
と、お祈りしなさい、って仰ってたの。
『私』 が 入っている、『我 』ではなく
天にお任せ、神様にお任せ
第一志望に落ちたって、例えばすべて落ちたって、それには何か意味がある
私に一番いい風に、と・・・」
彼女は、涙を浮かべながら
「お聴きできてよかったです。先生、ありがとうございます
明るい気持ちを取り戻すことができました
そうですね、私に一番いい様に〜
これですね
がんばります」
と
そして、7日水曜日
ひと月ぶりに教室にあらわれた彼女
キラキラ笑顔で、冒頭の言葉を
詳しく伺うと、彼女にとって最高の会社
8月はじめ、人気の会社・1,000人を越すエントリーに怖気付いて、
締め切りギリギリになってから、エイ、ヤー!と申し込み。
書類選考で通って、次に面接
オンラインの個人面接。
「 なんと、私ひとりに、
0分も時間をかけて話を聞いてくださったんです
嬉しかったです。
こんな会社、これまでありませんでした。
とってもやさしく親しみやすく話しかけてくださって。
こちらで、ずーっと練習させて頂きましたから、
あまり緊張もなくお話することができました。」
1次面接、合格通知を頂き、それから
筆記のテスト。 これも、合格できて、、、
最終面接は、なんと 社長さんと担当者さんと2対1の面接
これもオンラインだけど、社長さんが、一次面接で私が話したことをちゃんと
お聞きになっていて、そのことについて
苦手を克服するために、話し方教室に通っていること、
先生から教わったことや練習してきたこと、感じたことなど
をお話させてもらっていたのです。
そのことを、社長さんが、「苦手なことを克服しようって、行動した、
努力しているあなたを、僕は、とても素晴らしいと思います」って
褒めてくださったんです
はじめてです
そんな風に言ってもらえたの。
しかも、社長さんから。
どんな練習をしてるの?とか、先生のどこが好き?など、
もう少しお話聴きたいって言ってくださったり、
自分の見た映画の話をしてくださったり、
雑談のように和やかな会話をしてくださって、すごく楽しく過ごせました。
もうそれだけでも、感謝でした。
そうしたら、合格通知が届いたんです
しかも、あとから届いた評価表。
これまでの会社の評価表は、
事務的で誰にでも同じ言葉を書いているような簡単なものでしたが
こんな風に、ものすごく丁寧に書いてくださっているんです。
私のことをすごくよく見てくださっていた、
話を聞いてくださっていたことがわかるんです
その上で選んでくださったこと本当に嬉しいです
私、最後のエントリー者でした。
色々、今になって調べると、すごく働きやすい会社です
勇気を出して良かったです。
先生がお伝えくださったように、
私に一番いい会社に選んでもらえました
大阪が本社で、東京や名古屋、5つ支社があります。
関西勤務の希望を出していますけど、もしかしたらそちらになるかもしれません。
でも、どこになってもがんばります
それまで、先生、よろしくお願いいたします」
嬉しくなりました。
本当に 嬉しくて、感謝しました
彼女の良さを、人柄をちゃんとみて選んでくださいましたこと
彼女にとっていちばんいい結果に
なりました
お蔭様です