『 718.百人の一歩
もともと人間一人ひとりはさまざまな能力を持っています。
その能力を仲間と共有してこそ、大きな力になります。
その点、掃除には個人の能力を活かし合って、お互いを引き寄せる力が潜んでいます。
一緒に掃除をすることで、価値観を共有化できるからです。
これは掃除から得られる貴重な学びの一つです。
大事なのはやはり、「一人の百歩よりも、百人の一歩」。
令和参年1月10日
鍵山秀三郎「著」「後味のよい人生」を送るためにより。』
播磨掃除に学ぶ会 第253回 斑鳩寺 お掃除のあと、グループLINEに 木南一志さんが書き込んでくださいました鍵山相談役の言葉です。
本日は、斑鳩寺 護摩堂の中のお掃除と、お庭のお掃除をさせていただきました。
渡辺ヒサさんもご参加くださって一緒に護摩堂のお掃除をいたしました。
ヒサさんは前泊で、会場である斑鳩寺までも網干駅からタクシーでお入りになる予定だったそう。( 結果的には山形先生がお迎えに行ってくださったのですが)
「 前泊で、タクシーで〜。凄いです〜。」
と言うと、
「 凄くなんてないない( ´∀`)
それ位の覚悟がないとお掃除を続けることなんて出来ないわ (о´∀`о)」と。
そして、
お掃除がはじまってすぐに、お堂の床を水拭きしてくださっていた方に、
「雑巾を使っていない左手も床について両手で作業してくださいね。
使っていない手を遊ばせていると
『 片手間』になりますよ。
片手で行うことを、『片手間』と言うんですよ。 偉そうなことを言ってごめんなさいね。」と。
その後も
護摩焚きの真鍮の台が油と煤がこびりつき固まってしまっていたのを磨く作業をしていたら
ウエストポーチから
セラミックスクレーバーを取り出してくださいました![]()
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( ただ身を運ぶ、だけでなく、様々なことに対応出来る様に予め予想して準備なさっているのです
)
お陰で、作業も早く速やかに進みピカピカに磨くことが出来ました。
やはり、流石にいつも鍵山相談役と一緒にお掃除をお続けになっているヒサさんです![]()
いつものお仲間メンバーも皆様、それぞれに自分の出来ることを喜びながら尽くしてくださっていて
自分ひとりでは氣が付かず見過ごした処や、やり方、身の置き方、そして人数があるからこそ出来ることなど、出逢わせて頂けます![]()
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毎回 感謝と喜びでいっぱい。
幸せいっぱい。
学ぶことが多いです。
(集合写真は、解散のあと、改めてお掃除で美しくなった苔のお庭を見せて頂きに行った者だけの写真です。)



