私が伝えたい まほろばの湯の素晴らしさを



しっかり感じて頂けて、とても嬉しかったです。



ちなみに、こちらは、目の前に縄文時代と弥生時代の遺跡もございます。

私たちも お昼からこの特別なお湯をゆっくりと楽しんでから



夜は、姫路に戻り さらに映画館へ。



「『母と暮らせば』か『杉原千畝ものがたり』をあなたと観たいの」



という私のこのリクエストにも気持ちよく付き合ってくれて



ここは息子の希望で『母と暮らせば』を。



山田洋二監督の二宮和也くんと吉永小百合さん主演の



長崎に原爆が落とされた日からの映画です。



悲惨な、辛く悲しい悲しいストーリーなのに、



明るく あたたかく描かれていて



でも、それが また 余計に悲しくて



私は、ずっと ぼろぼろ涙をこぼしながら見ました。


映画の中のニノくんと同じように



隣にいる 大好きなこのやさしい息子が



突然消えてなくなってしまったら どうしよう・・。



映画の中の小百合さん演じるお母さんのように・・。



そんな不安が胸に広がって、息子の腕を掴んだり



見終った後は、胸がいっぱいになって、



立ちあがれない程になりました。



そんな私を、立ちあがるまでじっと待っていてくれる息子に



またありがたいと 感謝しながら、



息子の帰省が終わりに近づいて


一緒にいられる時間がどんどん少なくなっていることに



また寂しくなったりもしましたが、



息子とふたりで、



2016年のお正月にこの映画を観ることが出来たこと



これも、本当に、本当に ありがたいことでした。



こうして、大晦日からの子ども達とのお正月の二日間は



あっという間に終わり



息子もまた自分の場所に帰っていきました。



感謝を忘れずに、



今年も元氣に顔晴りましょう、と自分に微笑みかけながら



新年を暮らしています。ありがとうございます。