先日、イタリアソウルメイトの中島さんから、興奮状態の嬉しいお電話。
「『日本の一番長い日』 の映画に、昨日、行ってきました。
映画の後半の、終戦の詔勅が書かれたくだりに
安岡正篤先生が主筆を入れられた...
( 義命の存する所 )が、
迫水久常内閣書記官長らの決定で
(時運の趨く所) に替えられて決定した場面が 短いけれど出てきて
安岡先生の想いがきちんと描かれていて 感激したんですよ。
嬉しくて、嬉しくて、安岡先生の娘さんやお孫さんにも
お電話させてもらいました。
えりさん、まだだったら、観に行ってください。」
ありがとうございます。
その時のこと、歴史を、正しく知る事の大切さはもちろんのこと
私は、本木雅弘さんの美しさ 正義感 謙虚さ
深さ、徳の高さ・真摯な姿勢の大ファンなので
本木さんの昭和天皇役を拝見するのを特に楽しみにしておりました。
本木さんが 映画の撮影で、終戦の詔勅を読み上げられた時
昭和天皇の時がそうであったと同じように
雲が晴れ、光が射し虹がかかったことを
彼が
昭和天皇のお力と感嘆された、という記事を拝読してから
さらに、より一層。
Facebookにこの記事を書かせて頂きましたら
ご縁を頂いている方から メッセージが届きました。
「 安岡正篤先生の名前が出てきた所は、すごく印象的でした。
実は あの『時運の…』の後日談があり、
迫水氏が政治家になって、安岡先生とお会いした時、
今の政治がいい加減なのはあなたのせいだ。
と安岡先生に言われたそうです。
それは、『時運の…』とは、行き当たりばったりと同義語であると、
『義命の…』であるべきだったら、今の政治はしっかりしていただろう。と。
私も、その通りと感じました。・・・・」
「 しかし映画のシーンでも忠告しているにも拘らず、
いとも簡単に辞書に載っていないから、時運にしましょうと
決めてしまう浅はかさに愕然としました。・・・」
中島さんからお電話を頂き、安岡先生のところもしっかり 拝見します・・・。
26日に行く予定にしております。
知らないということは、 罪です。
ひとつひとつの場面をすべて、真剣に観て参ります。学んできます。
安岡正篤先生のこと、 (義名の存する所・・)のことは
神渡良平先生の 『安岡正篤の世界』に書かれています。
ご縁に感謝。