3回目のお誕生日。
3年前の8月6日は、まだ私の中にいたのね。
39週の検診に行ったら
羊水が激減りで
いきなり想定外の入院になり
子宮口を開く施術したら陣痛が始まり
一晩眠ったような眠らないような
陣痛があると赤ちゃんの心拍が落ちるから
と夜中に施術を中止。
よって、普通分娩は無理になり
私の身体の問題で
輸血が必要で、朝、担当の先生に
「血液届き次第
輸血して数値が落ち着いたら
今日、帝王切開しましょう。
まぁ、午後ゆっくりね」
などと言われ
朝イチで来た旦那さんに説明しつつ
輸血が届くの待ってたら
赤ちゃんの心拍が急に低下してきたとかで
ICUへバタバタと入ってきた看護師さん達。
酸素吸入あてるのに2人ほど私の上にまたがり
ドラマのように手術室へ運ばれ
「外来でも誰でもいいから、先生呼んで!」
などという台詞が飛び交う
ものものしい雰囲気の中
織田裕二か?!と思うように
白衣を翻しながら入ってくる麻酔科の先生を目にして
なんか感動したりして。
「輸血は?!」
バン!(手術室に飛び込んできた看護師)
「今、きました!」
うっそ、ナイスタイミング!と、また感動。
出来過ぎ!誰がキュー出したよ!?的な
そんなふざけた心情だった私。
こうゆう時、本人て
リアリティーないのかもね。
…いや、性格かな(;´Д`A
一方、旦那さんは
「赤ちゃんは、覚悟しておいてください」
とか言われて
初めて神様に祈ったそうな。
そんなこんなで
麻酔スピードを訪ねた看護師に
「マックスで!」と答える麻酔科の先生の声を最後に
私は意識無くなりました。
全身麻酔だったからね。
気づいたら
産まれてた息子。
全く、母は、産んだ実感なしで
覚悟してとか言われながら
緊急帝王切開で産まれたデデ。
でも、ちゃんと育ってくれて
ちゃんと母にしてもらってます。
元気に
すくすく育ってくれて感謝の3年目。