こんにちは
越谷市の重症児者多機能型デイサービスあすなろです
朝晩がぐっと冷え込み、風が冷たくなってきた三連休でした
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日は、就学に向けて、摂食嚥下のお勉強についてご案内させていただきます
あすなろでは、摂食嚥下のお勉強をするお子様は、ご自宅から、お子様の摂食嚥下機能に合わせたお弁当を持参していただいております。
あすなろスタッフみんなで、あーでもない、こーでもないと、知恵を絞りながら、それぞれの専門性を生かして、お子様にとってよりよい指導方法を日々考えています
写真のおべんとう、とっても美味しそう
これは、あるお子さんのお弁当です。
食形態は、ペースト状で、硬さはフレンチドレッシングとケチャップのあいだくらいです。
スプーン一回量の見本です。
通所開始時は経管栄養でしたが、今では、スプーン1回の上記の量をむせずに、嚥下できるようになりました
お口を閉じることが上手で、舌も前後から上下に動かすことができるようになってきました。
いまは側方に動かす運動と、かむ練習をしています。すごいね
(解剖学的には、食物をかむためには、下の上にのっかっている食べ物を、舌を側方に動かして臼歯にのせる側方運動と、奥歯で噛みながら、ほっぺの筋肉も動かすという複雑な運動が必要になってきます)
摂食嚥下の大きなアセスメントのポイントは3つ
身体機能面 「あーん」「ぱっくん」「もぐもぐ」「ごっくん」するときのお口や舌、頬顎の動き
はどうかな・・・
(口唇閉鎖、舌の運動が、前後、上下、側方、顎・表情筋の運動能力)
環境機能面 食べやすい環境をつくろう。
- 食べやすいように食事の形態を整える。裏ごしのペースト、粒ありペースト、。ポタージュ状、ケチャップ状など嚥下機能に合わせて。
- 嚥下しやすい姿勢、椅子や車いすの角度、抱っこなど。誤嚥しない首の角度を探そう。
- 支援者の食べさせ方。スプーンの1回量、スプーンをお口に入れる角度。声のかけ方
個人的因子 食に対するモチベーションをアセスメント。食べること自体が好きかどうか。
好きな食べ物や嫌いな食べ物。好きな食感や嫌い、苦手な食感など。
どのくらいの長さの時間が適しているのか。疲れやすさはどうかなど。
アセスメントしながら、お子さまの摂食嚥下機能や発達段階に合わせて、安全に、そして楽しく指導しています
こちらのリンク先は、北海道で作成されたPDFの肢体不自由児の摂食嚥下ガイドブックです。写真や絵がたくさんでわかりやすいです。
ご見学、お問い合わせ随時受付中です
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