レストランにて | アイ氏とTさん ~回文と料理のブログ~

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 先日、レストランでご飯が出てくるまでにふと想った。

 何も食べていないことを証明する方法ってあるのかしらん、と。


 というのも、先日、奥さんと外へ食事に出かけたときのこと。


 注文をすませてしばらくすると、店員さんがやってきて

 「伝票だけ先におかせていただきますね」といって

 伝票をおいて去っていった。


 ……。


 奥さんと顔を見合わせて、


 はて。


 伝票を先におかれてしまったら、

 食事がすんでしまったと勘違いされてしまわないのかしら?


 幸いに、きちんと食事はあとからきたのだけれど、

 奥さんと向かいあわせで、しばしの思考合戦。


 さて、伝票が先に来てしまった場合、

 食事がきていないことをどう証明する?


 あるいは、レストランで、食事をしていないことを

 他人に客観的に説明する方法ってあるのかしらん?


 テーブルには、お冷と伝票。

 さて、どう説明する??


 と、食事を忘れてしばらく考える。



 テーブルのキレイさ?


  いや、片付けたらきれいにふくだろうし。。


 お冷がはいったコップの量や水滴?


  いやいや、時間がたっていたことを示すだけ。


 おなかの張り具合?


  食べる前の状態がわからなきゃ判断できまい。



 と、そんな具合に考えてみたけれど


 意外や意外。けっこうこれって難しいのかも。


 そうしたら、

 しばらく考えていた奥さんがひとこと。


 「口の中のにおいをかいでもらう」と。


  それはわりと分かりやすいかも。



 お腹も頭もいっぱいになって、そんな、昼のひととき。