部屋の壁にかけてある今年の書初めを見て想う。
毎年書初めをして、それを掛け軸に貼り付けて、
部屋の壁に1年中かけておく習慣がある。
書道教室に通い始めて二十年余、
ここ4、5年くらい、自分の「書」を部屋に飾っている。
眺めると、なんとなく、しゃきっとしてくる。
書初め、とは言うけれど、
練習をしてから書くもので
しかも正月に部屋の壁に飾るには
12月から準備が必要なわけで、
「書初め」というより「書き納め」。
その1年間に練習してきたもの、
身につけてきたものの
集大成として書く。
この1年のあれやこれやの総合と、
次の1年への連続を想って書く。
さて、12月。
今年も書き納めの準備の、始まり、始まり。