回文158
ウソつく人、卑屈そう。
うそつくひと、ひくつそう。
作 成 談 話 : |
できるだけきちんとした文終止をすることを目的にここ何回かアップしてきました。今回もその流れです。が、「~そう」はそのあとに「です・だ」が省略されているわけですので、そろそろ苦しいようです。--2007年02月08日(木) |
回文176
むかつきつつ、ツキつかむ。
むかつきつつ、つきつかむ。
作 成 談 話 : |
どちらかというと短いのですが、サラリと出来上がったので単独で出してみました。イヤなこともあるけれど、良いこともありますよ、きっと。--2007年03月05日(月) |
回文202
ヤマザキ命の生き様や。
やまざきいのちのいきざまや。
作 成 談 話 : |
ヤマザキさんが誰かは不問にしてください。本当は固有名詞は使いたくないのですが、思いついてしまったら出さないわけにはいきません。--2007年04月09日(月) |
回文207
電子化、部員さんいぶかしんで。
でんしか、ぶいんさんいぶかしんで。
作 成 談 話 : |
「いぶかしむ」は、疑わしく思うこと、不審感を持つこと、ですね。予算もあるわけですし、物事は、疑義の出ないよう、よく話し合って決めていきたいものです。--2007年04月21日(土) |

回文208 ~写真つき~
半ば金縛り、吊り橋半ばかな。
なかばかなしばり、つりばしなかばかな。
作 成 談 話 : |
お茶で有名な川根に出かけた帰り道、長い吊り橋に出くわしました。絶叫マシンが苦手なのもあって、やはりこういうのは苦手です。その恐怖体験(?)をもとに回文を作りました。実際は1/3くらいで足がすくんだのですが、その気持ちがうまく表現できたのではないでしょうか。「半ば」が重複してはいますが、個人的には気に入っております。--2007年04月22日(日) |
回文213
ダミ声で非難、そんなひでえゴミだ。
だみごえでひなん、そんなひでえごみだ。
作 成 談 話 : |
ゴミをめぐる諍いを表現してみました。「ひでえ」が少々気にかかりますが、回文になったから良しとしておきましょう。--2007年04月29日(日) |
回文214
タイツごまかしたら確かまごついた。
たいつごまかしたらたしかまごついた。
作 成 談 話 : |
「タイツをごまかす」という状況はいまいち理解に苦しみますが、或いは、そんな状況に立たされる人がいないとは限りません。表現としては、動詞終止の形がとれた良い形です。--2007年04月30日(月) |
回文216
男女、期待わいた巨人だ。
だんじょ、きたいわいたきょじんだ。
作 成 談 話 : |
気持ちの揺れ動きをテーマにこのところ回文が仕上がっています。今回は憧憬からくる期待、です。前回は勘違い。前々回は動揺。無意識のうちに流れが出来ていたようです。--2007年05月03日(木) |
回文219
自己も、オナラ臭うぞ、と憎悪。ニラ、なおも固辞。
じこもおならにおうぞ、とぞうお。にら、なおもこじ。
作 成 談 話 : |
「固辞」は強い意志でもって辞退することです。にんにくやネギやニラなど、臭いの気になるものを食べるときは、タイミングに気をつけたいものです。--2007年05月07日(月) |