回文106
試しと思い上がり、かばい合いばかりが愛も貶めた。
ためしとおもいあがり、かばいあいばかりがあいもおとしめた。
作 成 談 話 : |
「貶める」は、故意に低い評価を与えること、ですね。恋に「お試し期間」があるわけがありません。そんな気持ちでいると、どこかでほころびが出てくるものです。 --2006年11月18日(土) |
回文163
昼間作る甘い愛、まあるく詰まる日。
ひるまつくるあまいあい、まあるくつまるひ。
作 成 談 話 : |
2・14に因んで恋愛ものをつくってみました。回文と製菓のコラボレーション、これぞ当ブログの真骨頂です。しかし、こんなときにまで回文をもち出していたら呆れられてしまうこと必至ですね。。。--2007年02月14日(水) |
回文206
誰かの好みの子の彼だ。
だれかのこのみのこのかれだ。
作 成 談 話 : |
人物が特定しにくくてこういう表現はいらいらしますよね(笑)。「好みの子」と「誰かの彼だ」という2つの短文もの回文を組み合わせてみたら、うまく(?)つながったので単独での掲載です。短文ものでつまらない、と思っても捨てずにとっておくと陽の目を見ることがあるものです。--2007年04月21日(土) |
回文220
泣かん!憎い!!「やはり振るわ」と告白断るフリ、はや幾人かな。
なかん。にくい。「やはりふるわ」とこくはくことわるふり、はやいくにんかな。
作 成 談 話 : |
長いものを久しぶりに作りたい、と思ってあれこれやっていたら、収拾がつかなくなったので、良い加減のところで止めてみました。それなりに物語性が出たかもしれない、と自己評価しております。--2007年05月09日(水) |
短文ものから
回文102より
二人、仲がかなりタフ。
ふたり、なかがかなりたふ。
少ない軋轢で亀裂。愛失くす。
すくないあつれきできれつ。あいなくす。
回文199より
官吏不慣れな不倫か。
かんりふなれなふりんか。
作 成 談 話 : |
短文もののそれぞれの作成談話は、短文の項目をご参照くださいませ。 |