回文104
スフレひとつ。やおら「おやつ」とひれ伏す。
すふれひとつ。やおらおやつとひれふす。
作 成 談 話 : |
「やおら」は、おもむろに、静かに、ゆったりと、の意味ですね。スフレに対して少しばかり神妙な(?)姿勢をとってみました。お菓子ネタは回文でも楽しいものです。 --2006年11月14日(火) |
回文110
ルウ煮たら新たに売る。
るうにたらあらたにうる。
作 成 談 話 : |
「ルウ」は即ち「カレールウ」ですね。長音符に悩まされずに済んだのでありがたいものでした。カレー屋の厨房でのひとコマといったところでしょうか。--2006年11月24日(金) |
回文160
市が渡した和菓子。
しがわたしたわがし。
作 成 談 話 : |
説明がなければ成立しそうにない感じがしますが勇気をもって出しました。これまで「わ」を入れた回文がなかなか作れずにいまして、なんとか「わ」を入れることには成功した、というのが掲載の主な理由です。 --2007年02月12日(月) |
回文164
詫びの印の枇杷。
わびのしるしのびわ。
作 成 談 話 : |
モノで懐柔しようという策略です。構造としては単純でして、「の」がはたらきとして重複してしまうのが悔やまれます。 --2007年02月15日(木) |
回文188
疲れひどく、木、土、ヒレかつ。
つかれひどく、もく、ど、ひれかつ。
作 成 談 話 : |
週に2回もかつを食べたら寧ろ胃がかわいそうかもしれません。寝しなに思いついたのですが、なかなか良くまとまったのではないかと自己評価しています。 --2007年03月23日(金) |
回文217
今朝とにかくつい楽に食らい付く蟹と鮭。
けさとにかくついらくにくらいつくかにとさけ。
作 成 談 話 : |
カニとサケは果たして朝から食らいつけるのか、と心配になります。豪快、且つ豪華な朝食のいち場面です。しかし、アイ氏としては朝から重いものを食べるのが苦手です。 --2007年05月03日(木) |
回文232
いざ、グルメほど褒める具材。
いざ、ぐるめほどほめるぐざい。
作 成 談 話 : |
食通と言われる人は食に関する知識も豊富なものです。しかし、食事中にいろいろと知識を披露する人は嫌われる、と何かで読んだことがあります。 --2007年06月01日(金) |