床屋に行って髪を切ってもらいながらの談話の間に、ふと想う。
髪の量が多い、と言われた。これまで1度も言われなかった言葉である。
さらに、1本1本がしっかりしている、パーマがかけにくいだろう、などなど。
初めて指摘された自分の髪質の事実について、
別段イヤな気にもならず、そうだったのか!と驚きを隠しながら楽しく談話。
しかし、実のところ、パーマ、或いは染髪等も興味なし。
もっとも、似合わないこと確実なのだけれども。
そんなことも、髪質の事実を知ったところで少し納得。
できないことを無意識的に感じていて手を出さなかったんだろうなぁ。
そもそも、髪の毛に対する認識はさして執着的ではない。
髪型は、自分の眼で直接見えるところではないので過剰に意識しても仕方ないし。
全く無頓着なわけではないけれど、まあ、不快な外見になっていないように気をつける程度。
そして、髪を切るのは、自分が邪魔だなぁ、と感じたとき。
十数年前から散髪は若干メンテナンスに近いかも。
髪型に変化がなくてつまらない、なんて周りに言われることもしばしば。
それにしても、大変なのは他人の髪型に対する評価。
自分の髪に対する意識が低いもので、そりゃあやっぱり
なかなか他人のそれへの意識も高められない。
出てくるのは、外見の良し悪しにはあまり関係のないような言葉ばかり。
「重そう」「軽そう」「涼しそう」、etc...
反省しきりである。。。