こんにちは。やまぽっぽです。

先日、根尾川鉄道文化村に行ってきたのでレポートを書きたいとおもいます。

根尾川鉄道文化村
  所在:本巣市根尾宇津志54
  交通:日向駅より徒歩10分

根尾川鉄道文化村は郷土料理の食べれるお店、ゆうふ庵や手作り品の販売をしている、工房遊布という二つの施設と同じ敷地内にあり、NPO法人樽見鉄道を守る会によって管理されています。

今回は事前に守る会の理事長さんにアポを取り取材に行ってまいりました。

こちらが根尾川鉄道文化村のメイン展示

ハイモ180-202

です。

国鉄が民営化される際にJR東海の開業に先立ち1984年10月6日に営業開始した樽見鉄道樽見線の車両です。
ハイモ180は現在3両がすべて残っています。
ハイモ180-101は和歌山県の有田鉄道に移籍し現在は有田川の鉄道公園に動態保存されています。
ハイモ180-201はずっと解体されたと思っていたのですが二年前くらいに富士重工宇都宮工場から塗装塗り直しされた状態でしれっと出てきてトラックで新潟トランシスに運ばれているようです。
そして根尾川鉄道文化村の202。
車内はこんな感じです。
昔はもっと賑やかだった文化村ですが理事長さんが脳梗塞によって倒れ半身不随を患い現在は車両の手入れもまともに出来ていない状態のようです。

実は池田満寿夫デザインのハイモ230もここに置いてくれと頼まれたそうですが。輸送費、施設代で300万円ほどかかり、それに置くスペースがないということで断ったそうです。
そのハイモ230は現在ミャンマー国鉄に在籍しています。

ちなみにハイモ230-313(樽見鉄道最後のLE-Car Ⅱ)は2018年12月を持って運用から離脱するようです。
運転台は車両の両端の中央にあります。
ハイモ180もあとは朽ちるのを待つだけとなっています。記録に残したい方はお早めに訪れて見て下さい。