どうもどうもご無沙汰ちゃんです〜〜

新年のご挨拶ぶりですね。



すっかり春も目と鼻の先に…ずびずび。

あ、目と鼻の先!成程!だから目と鼻…




なるほど〜



ずびずび。



はい。


暴れ散らかす花粉に悩まされています、
陽湖です。今年はまたどえらいですね〜



7歳の頃から花粉症なので
それはもう長い付き合いなんですけど、





んま〜今年はどえらい。




ここ数年ちょっとましかな?
なんて思ってたのに大爆発しました。
大噴火です。困ってます。



皆様もくれぐれもお大事に…











そんなことはさておき。








新年あけてからは有難いことに
文字通り怒涛の日々を過ごしていました。




猪突猛進だハッピーオーラだ言う間もなく
勢いのままに駆け抜けちゃったというのが
恥ずかしながら実際のところです。




なかなかブログも書けてなかったんですが
ようやくひと段落ついて
少しずつ落ち着いてきたので、

あれやこれやと振り返ったりしながら
更新増やしたりしていきたいなと思います。








というわけでまずは。



順番すっとばしてもあれなので、
先日出演させていただいた
地域イベントにまつわるお話から
していきたいなと思います。





気づけばもう丸1ヶ月前になるんですね。



メイシアター演劇フェスティバル
進劇銃題やぎゅり場企画
「吹田若手演劇コレクション」


やぎゅり場さんのもとに集まった若手団体が
それぞれの演目を披露するイベントでした。




わたしは主催団体であるやぎゅり場さんと
公募で集まったメンバーの皆さんと共に、

「絵本を題材にした演劇」

という演目の中で人生初の朗読劇に
挑戦させていただくことに。




打ち合わせは年末で、稽古合流も年明け。











ただ、わたしのなかでの始まりは

きっと昨夏でした。










実はわたし、

自分の声があまり好きではなくて。


どちらかと言われれば
コンプレックスだと思っていたほど。




お芝居を始めてからは
お褒めいただくポイントになってたので
意外に思う人が多いかな。どうなんだろう。




学校での集団生活は勿論、
長年スポーツをしていたこともあって
数多く経験してきた「声を合わせる」
という場面。


女の子らしい可愛い声、
透き通る声、高い声、…

そんな中に混ざる、
いや混ざりきらない、
低めの自分の声…


わたしにはどうしても、
嫌にぞわっとしてしまう瞬間で。


いっそのことハスキーボイスで
華になるかっこいい声なら。


低いくせにかっこよくもなりきらない
中途半端に目立つ自分の声に対して、
恥ずかしいという気持ちが大きかった。



だけど、先にもあげたように
お芝居を始めてからは
ファンの方に愛ある言葉やお褒めの言葉を
頂戴することが有難いことに沢山あって、

さらには関係者の方にも
武器にしていくべきものだよって
あたたかい言葉をいただいて。



自分の武器を模索していたわたしにとって
磨きたいところのひとつとなっていました。






そんな気持ちの変化と向き合う中で昨夏、

朗読劇〜恋を読む〜
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

を拝見しまして。




もともと原作小説が好きだったこともあり
期待値高く劇場に足を運んだんですが、

あんなにも静かに
だけど大きく心うち震えたことは

どうしても忘れられません。








目の前では「読む」という行為だけ。




見せられているのは、


魅せられているのは、


ただただ心が通う様――




エンタメ作品のような大きな動きはないのに
役者さんからは大量に汗が吹き出し、


わたしの心は大きく揺れ動き涙が零れ…





「読む」


たったそれだけが、
こんなにも力を溢れ出させている。




声の仕事だけど、舞台の仕事。
舞台の仕事だけど、声の仕事。



垣根も曖昧なそんな「朗読劇」という作品に
「芝居」を見ているその事実が
言葉では表せないくらいに楽しくて。

声だけを武器に芝居で魅せる朗読劇。

「いつか挑戦したい」と
心に秘めるようになっていました。







だからわたしの中での始まりは
昨夏なのかなって。



うん。


あんまり作品と直接的には関係ないね。
喋りすぎちゃったかな。



でもこれも確かにあった、
わたしの中での物語のはじまりでした。














さて、そんな人生初の朗読劇。





取り扱った作品は、

「青のない国」

という大人向け絵本。






今回奇跡みたいな巡り合わせで
この絵本を読むことになって、

このお話が好きになって
わたしも買っちゃった。


おすすめの絵本です。






《以下ネタバレ含む》

《絵本を初見で楽しみたい方は》

《薄目で読んでね!》







光栄なことに、

主人公の語りを担当しました。




作品を背負って立つ。

スポットライトの中で
わたしのひとり語りから物語が始まる。


つくづく青には縁がありますね。
偶然だけど、運命的で嬉しかったです。






主人公は植物好きの男。




彼は青という色がはるか昔に
無くなってしまっている世界で、

青かもしれない花を見つけます。




一躍時の人となるものの、
また新たな青の台頭に嘘つきと呼ばれ…




周囲の人々、さらには古くからの友人、
様々な人からの言葉に傷つき、
何もかも分からなくなってしまう。






誰も自分を信じず、

自分ですらも自分を信じられない。







そんな中で現れる

主人公の青を信じる存在。









わたしにとっても、彼にとっても、

その存在が発する「綺麗ね」という言葉

それがそのときの全てでした。








一瞬にして全身を巡る血の流れを感じて
青の景色が目の前に広がる。


奥底にあった青への思いが溢れ出す。












自分を信じられるのは自分だけ。


人の力を借りないと立てないなんて
とてつもなくかっこ悪い。



そう思ってしまいがちだけど、



やっぱり自分以外に自分のことを
信じてくれる人がいたら。





もっともっと、強くなれる。






綺麗事みたいな言葉だけど、
じんわりとそんな実感が湧きました。








何が大切かは、自分で決める。
信じるものは、自分で決める。

他人に決められるなんて間違ってる。


だけど、

誰かのために。誰かのおかげで。

そうあっても構わないんじゃないかな。



そんなことを、思いました。







まだ自分の武器とか、強みとか、
わからないことも多いけど、

磨きたいところだらけだけど、


今は今の自分が持つ青を信じて
邁進していきたいな。なんて。




終演後すぐツイッターにも書いた言葉だけど
それがすっと出てきた言葉でした。


それが、夏から始まった、
わたしがわたしの青を信じるための、

小さなもうひとつの物語の終着点でした。











まずはどきどきに負けない、
空気の変化に揺らがない安定感がほしいな。


それから、それから、それから、…


伸び代だらけでわくわくする!





いつか成長したわたしで
また朗読劇に挑戦したい。



これからも、がんばります。














最後になりましたが、


ご来場いただき、見届けてくださった皆様、
誠にありがとうございました。



本番まで1ヶ月しかない状態での出演発表、
ご予定の調整に無理をさせてしまったり
急なご報告に都合つけられず
残念な思いをさせてしまったりも
してしまったことと思います。


だけど、皆様から届く言葉はどれも
とってもあたたかくて、本当に嬉しかった。


次回出演作即完売の報せをうけて
どうにか会える日を増やしたくてと
その想いをチケットにぶつけてくれた方も

わたしもそう想っていることを汲んで
劇場へ足を運ぶことが叶わないながらも
あたたかい言葉をくれた方もいらして、

なんて恵まれてるんだと
目頭を抑えました。ありがとう。







1度きりの本番でしたが、
地域イベントということもあって
初めてお芝居に触れる方の姿も含め
たくさんのお客様にご来場いただきました。

はじめましての方々にも
多くお声掛けいただき嬉しかったです。

もちろん緊張はするけど、
直接お話出来る時間は貴重だから。



あのとき朗読劇をみてきいてくれた方も

これから絵本にふれる方も



わたしがこの物語に携わったことで
貴方が貴方だけの青をみつける
ひとつのきっかけになっていれば
それ以上に幸せなことはありません。

また、どこかの劇場で会えますように。

ありがとうございました!




そして。









ほんの1ヶ月だけ、少ない期間だったけど、
一緒に稽古をしたやぎゅり場班の皆。


稽古場でのクリエイティブな空気が
とても楽しかったです。


その日に着てきた私服のことや
ラインホームに設定した音楽のこと、
稽古場近くのパン屋さんのお話…

積極的に話しかけてくれたおかげで
休憩時間も笑顔で過ごせました。


わたしよりも若い子たちがいっぱいで
これから小劇場の世界にも出ていきたい!
ってキラキラにも満ちてて、
たくさんの刺激をいただきました。


また別の作品づくりの現場で、
お会いできますように!










今週末にはまた朗読劇をみにいきます。


あの夏と同じ、「ぼく明日」です。


演じる人も変わるし、

私も変わった。




一体どんなふうに見えるのか、楽しみです。






それでは今日はこのあたりで。






次回は、ヒーローの話。



したら終わっちゃうから、
ずっと出来なかった。したくなかった。


でも。

そろそろ本当に、前を向かなくちゃ。ね。




もう少しだけ待っててください。



んならね。