除湿建材でエアコン無しでも快適に
前回の“究極のエコ住宅”で言葉足らずを指摘されましたので、もう少し説明を加えます。
1)自然の風を取り入れるように一部屋に窓を2か所付けるようにしたいが、敷地や隣家との関係で窓を付けられない事もある。 が、窓を付けられない理由の1つには窓を付けるとクローゼットや押し入れが作れない事が有る。
お客様は収納場所も欲しいし、自然光、自然の風を取リ入れる窓も欲しいと迷われ、どちらも切り捨てがたく、両方とも欲しいと無理な注文![]()
そこで建築家(私)も一工夫。 コストはかかるが天窓を付けることで1件落着。
2)温まった空気の熱を使うため、温室(コンサーバトリー)の天井と屋根との間に温蔵庫を設け、そこの空気がある一定の温度になれば冬にはダクトを通して1階を温めようと考えています。
夏場は室外に排気・・・出来ればヒートポンプ(熱交換機)を付けて冷房等にも使いたいがコストがかかるのであきらめました。
3)「家とは夏を旨とすべし」 と『徒然草』の著者兼好法師が言われているように(クーラーを付けるのでは有りません) 夏を過ごしやすくするには湿気を無くすることが一番です。
私は湿気をなくする方法として内装材に吸湿性の高い建材を使う事を提案します。
ログ建物を多く手がけた経験から吸湿性建材の一番は分厚い本物の無垢材木だと思います。
何故なら梅雨の時期ログハウス内に洗濯物を干しても湿気を感じず洗濯物が早く乾くのです。 又、夏の外気温が体温ほど高くても、ログハウス内は湿度が低いためとても涼しく感じます。
『 お勧め除湿建材 』
床: 少し柔らかいが吸湿性が高いので厚さ30mmぐらいの無垢のパインフローリング がお勧め。
壁: 腰壁に厚さ15mm以上のパインか杉製の羽目板を。それより上の壁は調湿性の有るホタテ漆喰か珪藻土をプラスターボードに塗る事をお勧めします。
天井: 出来れば腰壁と同じような無垢の板を張りたい。
上記仕様は当社では標準仕様です。![]()