トイレあれこれ
日本人に家の中で一番落ち着くところはと聞けば、多分大方はトイレと言われるでしょう。
ところが世界を見れば、トイレ使用中が一番危険と言われる人々が5人に1人はあるようだ。 南アジアでは半分近くが野外で用を足す。![]()
用便中に襲われないように安全な所でと考えるのは人間だけではない。 動物は皆同じらしい。
トイレが一番発展しているのは私が知る限り日本だと思います。
先進国ではほとんど水洗トイレですが、ウオシュレット便器が60%以上なのは日本だけです。 元々ウオシュレットはアメリカ生まれですが医療で使われたもので一般家庭では使われていません。 最近ではアメリカ人が買って帰る事があります。
しかし便器が発達しすぎると他国へ行って困る事があります。
2年前、友達夫婦と海外旅行したホテルで、友人の奥さんが用便後水洗レバーが見つからないと血相変えて来た事がありました。 探したらかなり旧式のもので、日本人の常識ではレバーが分からなかったのでしょう。 その友人の家では用便後水洗が自動で出来、便座も自動で降りる最新式でした。 全て自動で動く上等便器に慣れるとこんな失敗もある。
紀元前2200年頃のイラクのバクダートの宮殿跡で発見され確認された水洗トイレが世界で一番古いトイレらしい。
日本では藤原宮以前のトイレは小川に桟橋を掛けてその上から用を足した水洗トイレでした。
便所のことを厠と言いますが “川屋”とはここから来ています。
山岳寺院のトイレというと、高野山が有名です。 あそこは上水を全部使い回した後に最後に、隠所(おど)川に垂れ流すように参拝者のトイレがつくられています。ですから、高野山というとトイレの代名詞だったのですね。
今は用便後紙で拭くが紙が貴重品の時代は籌木(ちゅうぎ/クソベラ)を木簡等を削り再利用していたらしい。
これもリサイクル!?![]()