超高層マンションに未来は有るのか
今日の新聞に「将来の展望不良?超高層」の見出しで書かれていた記事を読んで一言。
記事でも色々な問題提起がされていたが、高い所に住みたい利由は 1)見晴らしが良い事、2)お金持ちで有る事を見せたい、が主な理由で後はセキュリテーや交通の便など色々あろう。 が、なんとも高い買い物で有る事に間違いは無い。
私なら、将来を考えれば、今いくら金が有っても買いたくない住戸で有る(無い者のひがみではなく!
)。
何故なら、 先週 建物に一番悪さをするのは雨水と言いました。 高層ビルも同じです。
皆様ご存知の通り高層ビルは地震時、弓の様にしなって地震をかわす免震構造です。 しなると言う事は外壁が伸び縮みすることです。 そのような壁を作るために3m角ぐらいの大きさの壁ユニット(カーテンウオール)を外壁全面に貼り付けます。 1枚1枚のユニットの接合部をコーキングを打って止水します。
問題はこの止水に有ります。 何故なら永久に持つコーキングは無いので、いざ修理となれば修理費が億の単位になりかねません。 そのほとんどは足場またはゴンドラの仮設費です 。入居時は少々高くても払えた修繕積立費も10年20年先までは分かりません。 修繕が出来なくて雨水が入れば構造材の鉄骨をさびさせ、最悪 ニューヨークの9.11の様になるかも知れません。![]()
居住者100軒のマンションの内2軒の住戸に水漏れが起きて修理する様に管理組会に言っても費用が高くつくと言って中々直してくれないので、水漏れでカビが出るようになりもう辛抱出来ないとマンションを売りに出された人を知っています。 自分の家が水漏れしない限り所詮他人ごと。 これが現実です。
高層マンションの様に数百世帯の住戸が有れば全員の意見をまとめるのはまず無理です。 今後、超高層マンションはどうなっていくか、皆様お考えください。
ちなみに、超高層の未来を語ることはその業界ではタブーだそうだ![]()