在来真壁工法とは?
3日前の「家は痛いと言わない」の説明で分かりにくい専門用語が有ったので分かり易く説明いたします。
“在来眞壁工法”(ザイライシンカベコウホウ)と書きましたが、どのような工法か分からないとの質問でした。
まずお寺をイメージしてください柱と柱の間に白い壁が有りますが、その白い壁を眞壁といいます。
柱と柱の間の芯に貫(ぬき)と言って大きさはまちまちですが現在では幅90ミリx厚15㎜ぐらいの板を90センチ間隔ぐらいに縦て横に入れます。 その貫に子舞竹(竹を細く割いたもの)を網目のように縄でくくりつけ、その上から壁土(粘土にスサと言う藁を混ぜて練った土)を塗り、乾燥させて内外に白い漆喰を塗って仕上げます。
大方の人は白い壁を漆喰と思われていますが、本物の漆喰は消石灰、貝灰、砂、水、顔料、すさ、のり等を調合して、下塗り、むら直し、中塗り、上塗りをして仕上げます。
(現在では城、寺の壁や瓦屋根ぐらいに使われるぐらい)
この様に本物の真壁は自然素材のみでできており、湿気を自然に吸放出してくれ、壁の中で腐ったりカビが生えたりしません。![]()
が 断熱材が入れられないのが欠点です。
(壁厚を厚くすれば多少の断熱効果はあるのですが現在の建築環境では無理かも)