アテネのレストランで
80年頃だったでしょうか、建築士仲間でギリシャに行ってパルテノン神殿などを見てホテルに帰る途中のこと。
腹がすいたので晩飯を食べて帰ろうとレストランを探すのですがどのレストランもまだ時間が早いので開いていない。
すでに夕方8時を回っている!なんとか開いているレストランを探して席に着いたが、お客は皆無??とりあえず注文をしょうとメニューを見ると、ギリシャ語で書いて有る。
ギリシャ語が∑とかの科学記号で書くとは知りませんでした。せめて英語で書いてくれよ(それでも分からないのに!!)
メニューに写真が付いていないぐらいだから店頭にサンプルなど毛頭無い。ああ 困った他の店に行っても多分同じなので此処で食べるより仕方が無い。
人間腹が減ったら色々と考えるもので 私はボーイを呼んで 厨房に案内してもらい、食材を指さしながら食べたい物を説明し、最後にオリーブオイルは控えめと言って席に戻り、待つこと1時間少々! 結局、食べたのは他のレストランと同じ10時頃でした。
今は知らないが、30年ぐらい前はレストランと言っても目立つ看板が有るわけでも無し、入口も民家の入口と同じぐらいでしたが、中に入るとステージも有りかなり広かった。 (お客は多分近所の家族連れのようでした)
歌や踊りのショーは10時過ぎから始まりそれに合わせて席は満杯になりとても賑やかでした。
それを知らない日本人はまるで馬鹿みたい。ちなみにレストランはギリシャ語でTABERUNA(たべるな)と言います。早く言えよ! 知っていたらホテルでTABERUのに。