資産価値のあるログハウス 2 | 関西でログハウスを建てる社長のブログ

資産価値のあるログハウス 2

前回(4/2)に続いて資産価値のある家つくりを説明いたします。 


まず見栄えがいい事、 次に使い勝手がいい事。 3番目に最近では省エネであることも重要なことです。

4番目に長持ち(100年以上)する家。 建てっぱなしで手入れをしなければどんなに良い家でも30年もすれば駄目になります。 雨漏りとシロアリには特に注意が必要です。 


では前回の続きに入ります。 

3. 納戸、物入れ --- 収納スペースが多いのが良い事は誰でも分かりますが中々設計に生かされていないのが現実です。 

例えば12帖の寝室を作っても、ベッドを置き、タンスなどを置いて暮らし始めると、2・3年もしたら12帖の寝室に色々な物が増えて6帖ぐらいのスペースになっていく可能性があります。 だったら最初から2帖ぐらいのウオーク・イン・クローゼットを作っておけば常に部屋が片付いて気持ちいい事間違いなしです。


まず玄関周りの収納から話を進めましょう。 履物は1人当たり平均7足ぐらいはあるでしょうか。 女性が多いとブーツなども有り背の高い靴入れが必要になります。 4人家族で30足分の靴入れ+傘5~6本+コート等々の収納場所はと考えると、1足の幅20cmで30足とすると計6m必要。 1・2m幅のげた箱では5段が必要ということになります。 なので幅1・2m以上で奥行き40cm高さは天井までの収納場所が有れば良いでしょう。


次にリビング。 飾り棚風に幅1・5m、高さ天井まで桝組にして、奥行き40cmぐらい有れば今のテレビは薄いので納まります。 所どころに引き出しや扉をつければ立派な収納場所になります。


台所も40cmぐらいの奥行きの台つき戸棚を幅1・5m高さ天井まで作れば、電子レンジ、オーブントースター、炊飯器置き台から食器入れ・食品庫まで全てOKです。


洗面所には洗面器の横に幅30cmの隙間が有れば、掃除機が置け、その他タオル類、ペーパー類、小物類も収納する物入れが作れます。 隙間が60cm以上有れば着替えなども入れられる整理タンス付きも可能です。


作り付け家具は値段は高くつきますが、収納スペースを取るために建物を大きくするよりは経済的です。

又、建具・引き出しに規格品を利用すれば少し安く作ることも可能です。


以上のように全ての部屋に収納場所を作っておけば平面的に物を置くのではなく、立体的に片付けられるので扉を開ければ何が有るか一目瞭然。 この様に小さいスペースを天井まで使う事により家の中が奇麗に片付きます。 これこそ誰もが住みたい使い勝手の良い家でしょう。グッド! 


次回は水回りをどうすれば価値ある家になるかお話いたします。目